仕事で壁にぶちあたりやすい人の「典型例と克服法」

51+XUv-foHL._SX338_BO1,204,203,200_西きょうじ/Nishi Kyouji東進ハイスクール英語講師。執筆参考書多数、なかでも『ポレポレ英文読解プロセス50』は20年以上”上位受験生のバイブル”として売れ続けている。近年は、講演会、被災地の幼稚園で紙芝居を読み聞かせる活動など予備校業界の枠を超えて広く活動している。

これから働こうとしている人や、今の働き方に疑問を感じている人にとって、目標にたどりつけないのにはそれなりの原因があります。壁にぶちあたりやすい人のパターンと、その克服法について紹介しましょう。

壁にぶち当たりやすい人の
典型パターン

01.「まだ実力を発揮していないだけ」と
言い訳をしてしまう

When will this day end?

いわゆる意識高い系といわれる人たちがうまくいかないのは、意識が高いことが原因ではありません。問題は自己認識ができていないのに、理想だけは高いからです。

これまでに何をやれたか、という基盤がないままに「自分はいろいろなことができるはず」「まだ実力を出していないだけだ」「やる気になればできるはずだ」といった仮想の自己認識を持ってしまっているので、現実とのギャップがなかなか受け入れられないのです。

そうしたスタンスの人が、「自分の希望する会社に受からなかった」という理由で就職浪人をしたなら、さらに現実的に厳しくなります。しかし、夢を捨てない彼らは就職に失敗しておきながら「現在の会社がダメなのだから起業しよう」と思うことさえあります。起業と、学生団体を立ち上げたり、学生イベントを成功させることは全く異質なことだとは気づけないのです。

02.ビジネス本に影響されて、根拠のない自信がある

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夢を語る若者にありがちなのが、誤ったポジティブ思考です。彼らはスティーブ・ジョブズ伝やビジネス誌に登場する若手ベンチャー社長が語る、成功者の物語に心動かされて「自分も」と思いやすいのですが、失敗例の方が圧倒的に多いことに気づきません。

実際に、「やればできるはず」という安心感は血圧を下げる傾向もあり、目標に向かって取り組むにはマイナスです。頑張る必要性を感じて多少のプレッシャーのもとに血圧が上昇するというのが、やる気がわいてくる状態なのです。

ではどうするのか?漠然と「大きなことをやりたい」とか「世界に貢献したい」というのはダメです。何の実効性もありません。その上で自分の現状(過去の自分)を直視すること。自分の現状を出発点としてゴールに至る道のりにおいて障害となること、障害となる自分の弱点を考えます。それから、その障害を乗り越えるための具体的戦略を立てましょう。

壁にぶち当たりやすい人の
克服法

01.社会のせいにすればいい

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現実的に目の前の仕事をこなしていこうという姿勢でありながら、ふとしたことで深い谷間に落ちてしまう可能性は誰にもあります。就活でうまくいかないこともあるでしょう。大企業に就職しても倒産することもあるでしょうし、ある部署が閉鎖されるのはもっと頻繁に起こります。

不当な解雇が行われたり、上司との人間関係がうまくいかなかったり、劣悪な労働環境であったり、怪我をしたり、そうした理由で会社に行きづらくなることもあるでしょう。自由に選択しろといわれながら選択しない自由は与えられず、かつ状況によって選択肢は限定されている。経験がないから仕方なく周囲に合わせた選択をする。そして、何かにつまずくと自己責任だといわれてしまう。

陥ってしまった深みから抜け出すためには「社会のせい」にして自己否定回路から脱出することを目指すほうが現実的だと私は思います。

02.「働くことに悩んだ人ほど、
社会を変える可能性がある」と開き直る

Young man lifting hands to the sky in worship

働くことにつまづいた人ほど、社会を変える原動力になりうる可能性も秘めています。育て上げネット編著の『「働く」ってなんですか?働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと。』という本には、無業状態から「育て上げネット」を通じて職業体験をしながら仕事を得た若者のインタビューが収録されています。「働く」とは何かと問われた彼らの回答は、「人と関わりが持てる」「働くとはつながること」「生活の一部」「誰かのために仕事をする」「漠然とした夢を実現させる」「社会に出る第一歩」といったものでした。

2013年には「ひきこもり大学」という試みも始まっています。これは、ひきこもっていた経験や知識・知恵を親や家族、関心のある一般の人たちに伝えることで、周囲の誤解を解き、家族関係を改善していくことを目的としたものです。

このように、ひきこもることや無業となってしまった経験自体にも価値が生じうる、「はたらく」ことにつながりうるのだということは、「仕事」というテーマにとって注目に値することだと私は思います。

仕事のエッセンス
コンテンツ提供元:毎日新聞出版

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