イチローに学ぶ!「最高の自分」を作り出す5つの習慣

将来の明暗を分けるのは、正しい習慣を身につけるか、間違った習慣を身につけるかにかかっています。概して日本人は控えめに自己表現をしてしまいますが、言葉とはおそろしいもので、「自分にはできない」と思ってしまうと本当にできなくなってしまいます。メジャーリーガーのイチロー選手はこのように述べています。

「『できなくてもしょうがない』は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら絶対に達成できません」

最高の自分をつくり出すために、正しい習慣を身につけましょう!

01.
他人の評価と関係ない
「あるべき自分」を追い求める

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一流の人間は例外なく自己実現欲求がきわめて強烈です。自己実現欲求の中には「他人にほめられたい」という気持ちは含まれていません。純粋に内発的な目標達成への意欲と言えるでしょう。

イチロー選手の自己実現欲求は、実にシンプルなものです。

「もっと、もっと、うまくなりたいです

これは日米通算2,000安打を記録したときのコメントの一部ですが、この中に他人と比べるような気持ちは含まれていません。純粋にいまの自分よりうまくなりたいというのが、彼の最高位の欲求なのです。

この高次な自己実現欲求がそのまま成功への行動習慣となるのです。

02.
自分を客観的に見つめる
「第三の目」を持つ

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「自分はいま、ここにいる。でも、自分の斜め上にはもう一人自分がいて、その目で自分がしっかりと地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければならない」

イチロー選手はスランプに陥って自分を見失ったとき、客観的に自分を見ることの必要性を感じ、このコメントのように自分自身の振る舞いをもう一人の自分が冷静に見つめるべく心がけるようになったといいます。

自分を客観視することで自分を取り巻く状況を広く知ることができ、たとえ順境であっても逆境であっても冷静に判断することができるようになるのです。

03.
プリショット・ルーティンを
生活に組み入れる

プリショット・ルーティンとは、くり返し行う本番前の儀式。集中力を高めるための最も重要な行為のひとつであると定義されています。

「どんなに気持ちが揺れていても、いつもどおりの作業をすることで、自然にバッティングの気持ちに切り替えることができるんです。僕にとってはいつもどおりにすることがプレッシャーに対処するための唯一の方法ですね」

イチロー選手がメジャーデビューを果たした当時、アメリカでは彼がウェイティング・サークルで行う動作や打席に入ってから構えるまでの一連のしぐさが話題になりました。すべての動きは一定化されていて、同じ順番、同じリズムで儀式のように行われます。

どんな人間でもプレッシャーに心が折れそうになることがあるもの。そんなときでも、いつも通りの儀式を変わらず行うことで心を平穏に近づけることができるのです。

04.
ビッグマウスで
自分にプレッシャーをかける

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自信過剰すぎることに眉をひそめる人もいますが、一流の人は概して自信過剰なもの。大口を叩いた上で、きちんと結果を出してしまうからこそ彼らは一流でいられるのです。

イチロー選手は10年連続200本安打という大記録について聞かれたときに、こう答えています。

「目標を口に出すことはもう必要ないな、と。できないはずがないものを、わざわざ言うこともないでしょう」

これがただのビッグマウスではないのは、イチロー選手の記録をみればわかること。自分の能力を公言することには、自分にプレッシャーをかけて、自分のポテンシャルの最大値を引き出す心理効果があるのです。

05.
「一日単位」で完全燃焼させる

Photo by Rob Foldy/Getty Images Sport/Getty Images

最高のパフォーマンスを発揮するためには最高の心理状態が必要になりますが、人間の心ほど思い通りにならないものはありません。それはイチロー選手のような一流のアスリートでも同じことです。

イチロー選手が心理状態を安定させ、翌日の仕事へのエネルギーを補給する習慣は、次のコメントから読み取れます。

「一日の反省はグラブを磨きながら、昨日は何を食べたか、よく眠れたか、というところから、実際にゲームが終わるまでに起こったすべてのことをよく振り返って考えてみる」

1日ごとに全力を傾け、1日ごとに省みて、1日ごとに回復する。今日のことは明日に持ち越さないのがポイントです。1日をまるで一生かのようにとらえ、その一生を完全燃焼させることで、心身ともに健康でいられるのです。

Top Photo by Rob Foldy/Getty Images Sport/Getty Images
イチローの成功習慣に学ぶ
コンテンツ提供元:サンマーク出版

児玉光雄/Mitsuo Kodama

鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員。20年以上にわたり、臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、プロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメントに対する心理分析も行い、日本で数少ないエキスパートとして知られている。

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