第二の脳、とも呼ばれる「腸」の働きが思った以上にすごかった!

生きていくうえで「脳が大切」というのは、すぐ理解できます。考えを司っていて、私たちのカラダの全身に影響をしているからです。

そして、ここで紹介するのは、第二の脳とも言われる臓器「腸」についてまとめた「ASAPScience」動画です。文字どおり、簡単には消化しきれない「腸にまつわる雑学」を説明しています。

01.
腸はたくさんの情報を
脳に送っている

脳は迷走神経を通して、声帯、心臓、肺、消化器官といった臓器に指令を送っていると言われています。しかし、じつは消化器官の神経系のうち80〜90%は、指令を受け取るだけではなく、脳に情報を送ってもいるのだそうです。

02.
脳からの指令がなくても
自分で動く

E150ed867f323eaac7c8b691c7036737f96630b5

驚くべきことに、腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持ち、この神経系の働きによって脳からの指令がなくても自活できるそうです。心臓だって脳なしでは動けないと考えると、腸ってスゴいのかも!

03.
甘いものが食べたくなるのも
腸のしわざ

08764e36899a164bdaf92efcfd77bddb28ecbd40

それではなぜ、第二の脳と呼ばれるほどに、腸は重要な臓器へと進化を遂げたのでしょうか。

かつて、人類にとって「食事」は、生存を左右する重要な要素でした。そのため、消化器官と脳が情報をやりとりすることが、生き延びるうえで最低限必要だったと考えられています。

たとえば、現代では「摂りすぎに注意」と言われる砂糖や脂肪ですが、かつての人類にとってはなかなか食べられない貴重なエネルギー源でした。そこで、砂糖や脂肪を食べたときに、ドーパミンを脳内で分泌させて、快感を感じさせるようになっているのだと言います。

04.
脳内物質が、
腸内で作られている!?

腸内に存在している細菌は、体の中にあるドーパミンの50%、セロトニンに至っては90%を生成していると言われています。

ドーパミンは快楽を与える物質で、セロトニンは安心感につながる物質と言われています。おいしいものを食べると幸せな気持ちになるのは、こういった作用が関係しているとか。

05.
「お腹」と「心」の調子は
リンクする

心の状態にも、腸は大きく関係します。

ある特定の腸内細菌が生育しないようにしたマウスは、自閉症と似た症状が発現したそうです。さらに調べてみると、セロトニンや、学習記憶に関わるタンパク質の量が減っていることがわかったとも。

そこで、改めて腸内細菌を与えたところ、こうした症状が改善。やはり、腸には大きな影響力があるように思えます。

06.
ヨーグルトを食べたら…

E53e7a162cbd73133bb3d420a049eb8ff8678dd4

プロバイオティクス食品は、生きた細菌を直接腸まで届けてくれます。ヨーグルトや納豆などが有名ですね。

こうしたプロバイオティクス食品を30日間食べ続けた研究では、不安やうつの症状が軽くなったとの報告もあるようです。食事の内容と気分が腸を通じて結びついているのかもしれません。

07.
腸内細菌が
学習能力や記憶力アップにも?

ほかの研究では、腸内に生息するある細菌をネズミに与えたところ、ストレスのレベルが低下し、学習能力と記憶力が向上したそうです。

しかも、腸からの神経をカットすると、これらの効果は失われたとか。

08.
腸にペースメーカーを埋めこむ試みとは

近年では、腸からの神経にペースメーカーをつないで人工的にコントロールすることで、うつ病の治療をしようという試みもあるそうです。

腸で生成されているセロトニンの不足がうつの原因になるとも言われていて、腸からの治療ができる可能性もあるのだとか。

09.
腸内細菌が
思いやりを育てる(!?)

Ea7ff842336e44e4628791df21f45329d5c996d2

近年の研究では、腸内細菌は人間の行動にも関わっているとも考えられる結果が出ているようです。腸内細菌の状態が「向社会性をアップする」という研究結果もあるほど。

向社会性とは、他の人の役に立とうとする行動のこと。まさか、そこに腸が関係しているとは…。

Licensed material used with permission by AsapSCIENCE
最近お腹の調子が優れない…そんな時は、食べる物を考えなおすのが一番の近道だ、と「Little Things」のPhil Mutz氏。たしかにごもっともな意...
なかなか時間がとれず、日課だったジョギングをサボっている…なんて人もいるのではないでしょうか。仕事が忙しいから走らない?いやいや、仕事のレベルを向上するた...
「男と女の脳は違う!」なんて話をよく聞きますが、男女の生物学的な差は、実際のところ知性にどれだけの影響を与えているのでしょうか。男女差は本当にある?それと...
「脳トレ」が年末の流行語大賞にノミネートされたのが、ちょうど10年前。当時は、今ほどチョコレートと脳の“蜜月な関係”について、科学が触れることは少なかった...
いま発酵食品が見直されているのは、漬物や酒粕などに含まれる乳酸菌が、日本人の腸にとってもやさしい働きをしてくれるから。こうした日本食文化の知恵がつまった、...
女性の脳内で起きている変化って、想像するよりもずっと大きなものなのだとか。神経精神医学に詳しい、Laura Brisendine博士は『The Femal...
誰でも、いつまでもはっきりとした意志を持って生活していたいですよね。どうすれば脳の働きを維持できるのでしょうか?ライターのMinda Zetlinさんは、...
いまだその全容を解明できずにいる脳の中。まだまだ私たちが知らないことがたくさんあるのです。ここからは米メディア「Higher Perspective」に掲...
運動を習慣化すれば、生活が改善される! なんてことは、いろんなところで言われてますが、それが具体的にどういうことなのか、わからない人も多いのでは?海外のブ...
ペンシルベニア州に暮らすIanさんとLarissaさんMurphy夫妻。夫のIanさんは、交通事故の影響で脳に重い障がいを抱えています。この動画は、献身的...
Michael Riley Jr.くん(14歳)は、ジュニアオリンピックに3度も出場したことがある優秀な水泳選手。彼は2015年8月13日にチームメイトと...
「海苔は消化に悪い」。こう藪から棒に言われても、にわかに信用なんてできない。しかし、これは多くの外国人にとっては定説らしい。それを裏付けるように、海苔を消...
最近本気が出ない!とこぼしているそこのあなたへ。「I Heart Intelligence」に掲載された、脳の本領を発揮し機能の向上が期待できる9つの方法...
甘酒、味噌、納豆、塩麹やコンブチャ。健康と流行に敏感な人たちの間では、もはやただのブームにあらず、日常的な食品ともなった「発酵食」。しかし、そもそも発酵食...
人間ってすごい!なんと初めての場所で眠る際、脳の半分くらいは防犯のために起きたままでいるんだそうな。「Current Biology」にブラウン大学による...
脳科学の研究から、興味深いトピックをまとめた記事を紹介します。ライターAngel Chang氏は、モチベーションアップから、生産性を上げる方法、さらには寝...
最近嬉しかったことは何ですか?今日は新しい発見がありましたか?明日、楽しみな予定はありますか?椅子から動かなければ肩がこるように、毎日が変わらなければ脳も...
毎日、目の前の仕事をこなすことで精一杯になっていませんか?新しい発見やちょっとした喜びなど、刺激のある生活をしないと、脳にサボり癖がついてしまいます。ヤフ...
「人は易きに流れる」とはよく言われることですが、つい自分に言い訳をして楽な選択をしがちですよね。それもそのはず。“できる理由”よりも“できない理由”を探す...
なんとこれ、注いだ水がそのままジュースの味に変わるそうです。なにかが溶けていくのでしょうか?いやいやそれだったらまったく驚きませんよね。注がれたあともカッ...