恐怖をコントロールし、トラウマやクレームに負けない自分を手に入れる方法

誰もが持っていて、使い方さえ知っていれば人生を強力にサポートしてくれる「レジリエンス」という言葉。一般的には回復力や復元力などを指しますが、困難や逆境にぶつかったとき、どんなふうに考えればレジリエンスを育てることができるのでしょうか?

のべ15,000人以上をカウンセリングした経験から、金森秀晃氏がまとめた書籍『凹んだ数だけ強くなれる29の法則』より、そのポイントについて紹介しましょう。

思い込みに気づく

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目の前に、困難や逆境が立ち塞がったとき「やるべきことはすべてやった、手は尽くした、もうどうしようもない」と諦めてしまう人も多いと思います。しかし、レジリエンスを発揮すればそんな八方塞がりの中でも、まるで宝さがしをするかのようにできることを探しあて、そこに希望を見出すことができます。

そのときに必ず必要なのが「思い込みに気づく」という作業です。

思い込みに対して見方を変えてみると「今はどうしようもないとしても、一週間後だったらこうやって変えることができる」とか「私が直接アプローチできることはもうないけれど、○○さんが信頼する△△部長だったらこの状況を打破できるかもしれない」と気づくことができるかもしれません。

ただし、楽観視して無理やりポジティブにもっていくのとは違いますので気をつけてください。

大切なのは、どんな逆境下でも絶対にできることがあると信じること。そして、陥っている思い込みの視点を変える技術があれば、どんな困難や逆境も怖くないということです。

感情のフタを
オープンにする

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自分の感情にフタをすることは、自殺行為と言っても過言ではありません。一見、問題をすり抜けたように感じるかもしれませんが、それではただ問題を先送りにしただけなのです。

怖がっている自分を一度認め、その上でポジティブな方向に舵を切ることが非常に大切です。感情にフタをするということは、自分が自分の感情にコントロール権を奪われてしまい、振り回されるようになるということです。

自分のなかに、3歳の無邪気な自分がいることを想像してみてください。もしもその子とのコミュニケーションを避け、見守ることなく、感情のまま暴れることを許していたら、次第に制御できなくなるのは目に見えていますよね。しかし逆に悲しくて、泣きわめくその子の口を「うるさい!」と封じてしまったら、その子は感情そのものを失ってしまうでしょう。

どちらも決して健全な状態とは言えません。心の中に生きている3歳の自分を、見守り、なだめて、教育していくことがレジリエンスを鍛える秘訣なのです。

過去を受け入れ
自分の心を解放する

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誰にだって二度と思い出したくない過去や、忘れたい思い出のひとつやふたつは持っているでしょう。しかし、そこから逃げ続けていると、いざという時にそのトラウマに囚われて失敗してしまうかもしれません。

レジリエンスを手に入れるためには、勇気を持って過去と向き合うことも必要です。

まず、思いつく限りの失敗と後悔、怒りを、ありったけのエネルギーを使って紙に書き出してみてください。そして、その項目について5W1Hで分解していくのです。ここでポイントとなるのが、できるだけプラスの意味づけをしていく、ということです。

心理学には「過度の一般化」という言葉があります。

ここでは、課題の分離ができず、すべてを自分のせいにしてしまう状態を指します。トラウマを放置してしまい、いつまでも対処しないとマイナス思考が加速し、逆境に対するレジリエンスが弱まってしまいます。

レジリエンスとは復元力であり、自らを変化させていく力です。そういう意味では、閉ざされた過去というものはレジリエンスの敵と言っても良いのです。過去と向き合うことによって、自分の心を解放してくことが必要です。

人生を「芝居」と
捉えてみる

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「人生は芝居のごとし。
上手な役者が乞食になることもあれば
大根役者が殿様になることもある。
とかく、あまり人生を重く見ず、
捨て身になって何事も一心になすべし」

これは、福澤諭吉の言葉です。

目の前のことに一生懸命取り組んでいると、どうしても視野が狭くなってしまい、その目的や価値がわからなくなってしまいがちです。そんなときは自分の「役割」を書き出して、その役に徹してみると、今までどうしても見えなかったものが、一瞬にしてパッと見えてきたりもします。

この方法は、恐怖感やストレスを軽減するのに非常に効果的です。目の前にある目標をさらなる喜びに至るひとつの通過点にすることによって、そうした恐怖感やストレスは今だけのもの、その先には輝かしい未来が待っている、と希望を抱ける、というのがレジリエンスの考え方なのです。

ここで必要となってくるのが「客観視」です。自分のことなのに、まるで他人のことのように客観的に見下ろす視点を持つことで、緊張感や不安を抱いている自分を認めながらも、その自分と同一化せず、コントロールすることができます。

究極の目標は「自分をコントロール」することです。目の前にある困難や不安に対して、まるでゲームの世界にいる主人公のようにプレイさせていくのです。

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