メルボルン市民が癒しを求めて訪れる「モーニントン半島」の魅力
オーストラリアといえば雄大な自然。主要な都市でも少し郊外に車を走らせると、国立公園やどこまでも続くビーチに出合います。
コーヒーと美食の街・メルボルンも然り、週末になると市民が癒しを求めて訪れる自然豊かな場所があります。中心街から車で約90分のところにある「モーニントン半島」。知る人ぞ知るその魅力をご紹介!
オーストラリア唯一の天然温泉
「ペニンシュラ温泉」で極上リラックス
地元市民から人気なのが「ペニンシュラ温泉」。日本の温泉に魅了されたオーナーが掘り起こした温泉で、広大な敷地の中に20以上の異なる温泉が点在しています。
日本の温泉とは違い、木々が生い茂る大自然の中にあり、ほっと息抜きをしに行くには絶好の場所。足つぼや滝、サウナ、スパまであり、一日中いても飽きません。
とくに一番人気は、高台にありモーニントン半島の絶景が360度見渡せる「ヒルトップ」スパ。日頃の疲れを癒すには絶好のスポットです!
個性溢れるワイナリー巡り
美味しい食事とワインに舌鼓
比較的大きめのワイナリーが並ぶヤラバレーとは違い、こぢんまりとしたブティックワイナリーが多いのがモーニントン半島。道中いたるところでワイナリーの看板を見かけます。
どこかほっとする温かさを感じるのが「フォクシーズ・ハングアウト」。メルボルンでビジネスをしていたトニーとミッシェル兄弟が1997年にブドウ畑を購入しスタートさせた、レストラン併設のワイナリーです。
トニーはオーナーでありながら、醸造家であり、シェフでもあるという強者。ワインも料理も“素材”にこだわる彼が考案するメニューは、地元の食材を使い、味付けは優しくてシンプル。味噌や胡麻を使ったものなど、日本人の舌に合う料理が多いのも特徴で、お昼前には満席になってしまうほどの人気店。
青空とブドウ畑、美味しい食事とワイン。これ以上の幸せはないくらい、最高のシチュエーション!
オーストラリアらしいワイナリーといえば、アートとワインと絶景のコンビネーション。「ポイント・レオ・エステート」はそのひとつで、ワイナリーとレストランの他に海を見渡せる広大な彫刻公園を併設しています。
どれだけ広いかと言うと、敷地内に3kmと1.9kmのふたつの遊歩道があり、ゆっくりと回ると約2時間かかるくらい。ワインを片手にアート鑑賞しているグループもちらほら見かけます。
水が綺麗なモーニントン半島にはワインだけではなく、葡萄から作るジンの蒸留所「バス・アンド・フリンダース・ディスティラリー」があります。テイスティングなら、3種類のジンの飲み比べセットがおすすめ。
甘草根やライムなど8種類の植物と蒸留した「ソフト&スムース」、カルダモンやペッパーベリーなど10種類の植物と蒸留した「ワイルド&スパイシー」、朝鮮人参やレモングラス、生姜など東洋のフレーバーが特徴の「モンスーン」。どのジンもすっきりめで、普段ジンを飲み慣れていない人でも飲めるくらい。
見渡す限りの絶景を目に焼き付ける
海にも山にも近いモーニントン半島は絶景スポットがたくさん。
モーニントン半島国立公園には、断崖の上を歩くウォーキング遊歩道が整備されています。本格的なウォーキングをせずに絶景を楽しむなら「ケープ・シャンク」へ。遊歩道からは遠くまで続く海岸線を眺められ、断崖に打たれる波の音と鳥の声が聞こえるだけ。先端まで行くと360度絶景に囲まれます。
もうひとつの絶景ポイントは「オーサス・シート・チェアリフト」、ゴンドラです。青い空と海、どこまでも広がる半島の自然と街の様子を眺めることができ、モーニントン半島に来たら訪れておきたい場所。
思わずぼーっとしてしまう、どこまでも続く青と緑の世界にきっと癒されるはず。
せっかくなら1泊して欲しい
メルボルン市内から車で1~2時間で来れるとはいえ、モーニントン半島を心ゆくまで楽しむのであれば少なくとも1泊することをおすすめ。
片田舎のゆったりとした雰囲気が流れるモーニントン半島には、海の近くに建つバケーションホテルが多くあります。「フリンダース・ホテル」もそのひとつ。
地元の人が集まるホテルのバーでカクテルを片手にゆっくりするもよし、ベランダに座って揺れるヤシの木をぼーっと眺めるもよし、目の前のビーチを散歩するのもよし。晴れたら満天の星空も楽しむことができます。
シティライフに疲れたメルボルンっ子達が、癒しを求めて週末旅行に来る理由がよくわかります。メルボルン市内の観光の合間に、2~3日くらいモーニントン半島を訪れると、また違ったメルボルンの魅力をきっと感じるはず。
【フライト情報】
JALでは東京(成田)ーメルボルン間の直行便を毎日運航しています。
JL773
東京(成田)11:00発ーメルボルン 23:05着JL774
メルボルン 00:45発ー東京(成田)08:40着※2018年10月28日~2019年3月30日までの運航スケジュールです。
※2019年2月4日時点でのスケジュールです。時刻は現地時間です。
※スケジュールおよび使用機材は予告なしに変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。詳しくはJAL公式ページよりご確認ください。
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