「歩いて、食べて、癒される」メルボルン5日間の旅
7年連続「世界で最も住みやすい都市」に選ばれたオーストラリア第二の都市メルボルン。正直なところ、どんな街なのか知らない人も多いはず。
この記事では、メルボルンの魅力をぎゅぎゅっと5日間に詰め込んだプランをご紹介します。旅を終える頃には、あなたはきっとメルボルンに恋をしてしまうでしょう。
Day1
代表的な観光スポットを回る⛪️
1日目は定番の観光地巡りから。
メルボルンと検索すると一番最初に出てくるのがこの「フリンダース・ストリート駅」。1854年に完成したオーストラリア初の駅です。実はメルボルンは、大英帝国の時代には、ロンドンに次ぐ都市と言われるほど繁栄した歴史があり、オーストラリアの臨時首都だった時期もあるんです。
フリンダース・ストリート駅から徒歩5分ほどで、「ブロック・アーケード」と「ロイヤル・アーケード」に到着します。ロイヤル・アーケードは1869年に開業した、メルボルンで最も古いアーケードのひとつ。
アクセサリーや雑貨などウィンドウショッピングするだけで楽しいし、自然光がたっぷり入るビクトリア様式の建物にも注目。
シティサークルと呼ばれる無料のトラムに乗って、次は「ビクトリア州立図書館」へ。見所はラ・トローブと呼ばれる6階建てのドーム状の部屋。
世界で最も美しい図書館のひとつとも言われ、観光客も自由に出入り可能。壁一面にずらりと並ぶ本棚、放射線状に置かれた読書席、一部にはチェステーブルもあり、上階からの眺めは、思わずため息が出るほどの美しさ。
図書館から10分歩くと、2004年に世界遺産に登録された「ロイヤル・エキシビション・ビルとカールトン庭園」に到着。庭園には、ベンチに腰掛けておしゃべりを楽しんだり、芝生の上で日光浴や読書をする人でのんびりとした時間が流れています。歩き疲れたら、ローカルに混ざってひと休み。
80年以上の年月をかけて建設されたオーストラリア最大のゴシック建築である「聖パトリック大聖堂」もすぐ近く。大聖堂の中はモザイクの床と、荘厳なステンドグラスから漏れる光で、街中にあるとは思えないほど神聖な雰囲気が漂います。
1日目の締めは、仕事終わりのメルボルンっ子で賑わう「QT ルーフトップバー」で。人気のブティックホテル「QTメルボルン」の屋上にあるバーで、平日は観光客よりも地元の人で賑わいます。
鮮やかなシグネチャーカクテルで、メルボルンの摩天楼を背景に乾杯!
Day2
「路地」を制したもん勝ち!☕️
メルボルンは当てもなく「ぶらぶら街歩き」するのが正解な街。中心街にはさまざまな通りや路地があり、それぞれカフェが多かったり、話題のレストランが並ぶ通りや、ショッピング、アートなど特徴があります。
2日目は一日中、ぶらぶらと散策しましょう。
メルボルン旅行で抑えておきたい「2つの通り」と「3つの路地」をまとめた記事はコチラからチェック!
Day3
朝から、メルボルン市民の台所
マーケットを散策 🍓🧀
3日目はゆっくり起き、朝からメルボルン市民の台所「クイーン・ビクトリア・マーケット」を散策。生鮮食品、オーガニック、デリ、日用品まであらゆるものが揃い、市民には欠かせない市場です。
人気のドーナツスタンド「アメリカン・ドーナツ・キッチン」で揚げたてのジャムドーナツをゲットしたら、オーガニックコーナーで友達へのお土産を探しを。チーズを試食したり、見慣れない果物や野菜の写真を撮ったりと、広い敷地には色々なお店があるので、2時間くらいは余裕で散策できちゃいます。
マーケットをあとに、トラムに乗って海沿いの街「セントキルダ」へ。中心街からは約20分程度で到着します。
少し早めのチェックインをするのはサーモンピンクとパステルグリーンのインテリアが可愛らしい「プリンス・ホテル」。150年以上もの間、地元の人から愛されてきたセントキルダのアイコン的ブティックホテルで、最近リノベーションしたばかり。
ホテルから5分も歩くと「セントキルダビーチ」に辿り着きます。ビーチで日光浴をする人、遊歩道をランニングする人、恋人や家族、友人と思い思いの時間を過ごす、メルボルン市民の憩いの場。
ビーチ沿いに建つ遊園地「ルナパーク」も地元の人から愛され続けているセントキルダのアイコン的存在。100年以上の歴史があり、入場料は無料。アトラクションに乗るときにお金を払うシステムです。このレトロ感がかわいい!
ディナーはビーチ沿いにある人気レストラン「キャプテン・バックスター」で。メルボルンでは新鮮なシーフードが獲れるので、魚好きならシーフードのプレートがおすすめ。ナスのグリルやアンガス牛のステーキも絶品です。
太陽の光でキラキラと輝く海を眺めながらのディナー。中心街から約20分で、全く異なる雰囲気が味わえるのもメルボルンの魅力のひとつ!
Day4
早起きして朝カフェで
1日をスタート🥞
4日目の朝は美味しい朝ごはんを求めてサウス・メルボルンにある「アダ・グレイス」からスタート。出勤前のOLから近所のおじいちゃんおばあちゃんまでが集まるカフェで、人気はバターミルクパンケーキ。トッピングは季節ごとに変わるのでお楽しみ。
他にも自家製グラノーラとフルーツがたっぷりのったヨーグルトや、エッグベネディクト、ビーガンメニューまであります。
アダ・グレイスの目と鼻の先にあるのが「サウス・メルボルン・マーケット」。クイーン・ビクトリア・マーケットよりは小さいけれど、アットホームな雰囲気が心地いい。日本では見かけない野菜や果物を見るだけで、結構楽しめちゃう。
オーガニックや地産地消が進むオーストラリア。市場には農家さんから直送された卵やハチミツ、オーガニックのナッツやスパイスなど、見ているだけでもワクワクしてしまうものばかり。
魚介類は購入できるだけではなく、その場でいただくこともできます。ワインを片手に、新鮮な牡蠣や大きなウニ。想像するだけでも幸せでしょ?
さらに南下し、ベイジング・ボックスと呼ばれるカラフルな小屋が立ち並ぶ「ブライトン・ビーチ」へ。ベイジング・ボックスは個人が所有する海の家のようなもので、海水浴時に着替えたり荷物置きにしたりするそう。普段は鍵がかかっています。
ビーチ沿い500mほど続いていて、デザインも色も本当に様々。歩きながら、お気に入りのベイジング・ボックスを見つけて、ぜひ記念撮影を。
Day5
ワイナリーと温泉に癒されに
モーニントン半島へ🍷
5日目は早起きして、大自然とワイナリーを堪能しましょう。
オーストラリアで唯一の天然温泉があるモーニントン半島は、メルボルン市民の憩いの場所。海と山に囲まれたモーニントン半島の魅力を紹介した記事はコチラからチェック。
歩いて、食べて、癒されて。
美食の街としてハイレベルな多国籍料理が味わえ、伝統的なイタリアンコーヒーからスペシャルティコーヒーまで楽しめる。地元市民を支える生き生きとした市場に、荘厳な建築美が美しい大聖堂やアーケード。足を延ばせば、どこか懐かしさを感じるビーチと、アットホームなワイナリーと温泉に癒される。
世界で最も住みやすい街に選ばれる理由は、きっと一度訪れると分かるはず。次の長期休暇はメルボルンで、歩いて、食べて、飲んで、笑って、癒される旅なんてどうでしょう。
【フライト情報】
JALでは東京(成田)ーメルボルン間の直行便を毎日運航しています。
JL773
東京(成田)11:00発ーメルボルン 23:05着JL774
メルボルン 00:45発ー東京(成田)08:40着※2018年10月28日~2019年3月30日までの運航スケジュールです。
※2019年2月4日時点でのスケジュールです。時刻は現地時間です。
※スケジュールおよび使用機材は予告なしに変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。詳しくはJAL公式ページよりご確認ください。
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