部下に気持ちよく動いてもらうための「3つの質問」

あなたは、部下とうまくコミュニケーションできている自信がありますか?知らぬ間に相手を怒らせたり、イヤな気持ちにさせていませんか?

会話の専門家である櫻井弘さんの著書『人を動かしてしまう すごい質問力』には、仕事をする上で大切なトークテクニックが掲載されています。著者が提唱する考え方は、日常生活で応用できるものばかり。実際に取り入れてみては?

会話で「気づき」を与えて
改善力を育てよう

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原因を解決する方法を養う言葉。

「うまくいかなかった要因は、どんなことが考えられる?」

人を育てる立場にいる人間の責務は、自分のクローンを作ることではありません。

教育(Education)の語源は「引き出す」だとも言われています。質問を通していかに相手の思考を誘導し、才能を引き出せるかが重要なのです。もし問題に直面しているなら、その原因や解決策に気づいてもらうように能力を引き出すのが、正しい育成のあり方です。

答えが出てこなそうだったら、一緒に考えるふりをして、さりげなくヒントを与えましょう。

たとえば、営業先から契約がとれなかった部下がいたとします。

「先方がA社を選んだ理由で、思いつくものはあるか?」

と、問いかけてみましょう。原因が出揃ったら

「次回はどうしたら良いと思う?」

と尋ねてください。そこで何も思いついていないようであれば

「私の経験だと○○が原因であることが多いかな。思い当たるフシはないか?」

と、考え方の視点を変えて、気づきを促すと良いでしょう。

優れたリーダーは、失敗から学ぶ力や現状を打破する力を会話から身につけさせることができるのです。

「結果」より
「人」にフォーカスする

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急がず、ワンクッションを入れる。

「プレゼン緊張しなかったか?」

人はついつい自分本位の質問ばかりしてしまう傾向があります。

会社での一場面で考えてみましょう。

顧客への重要なプレゼンを一任された部下が、会社に戻ってきたとします。もちろん上司として、プレゼンの結果も気になるでしょう。ただ、毎晩遅くまで頑張った労いの言葉もなく「先方の反応はどうだった?」と聞いてしまうと、「俺のことなんかより、結果しか気にしていないのか」と、気分を害す人もいるかもしれません。

この場合、本題に入る前に「1週間ご苦労さん。緊張しなかったか?」と、ワンクッションを入れてあげてください。つまり、自分の関心を「結果」より「人」に向けるのです。きめ細やかな配慮をすると、話しかけられた側の心証はまったく変わります。

焦りは禁物です。必ず、ひと呼吸を置いてから質問するようにしましょう。

「愛」が伝わる質問で
心を掴む

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信頼を築く言葉。

「いつもと比べて元気なさそうに見えるけど、風邪とか引いていない?」

部下に動いてもらいたいのならば、心を開いてもらい信頼を勝ち取ることが重要です。この関係性さえ築ければ、部下はあなたから発せられるアドバイスや説得に耳を傾け、思い通りに動いてくれるようになるでしょう。

信頼関係を築くためには、日頃から思いやりや愛情が伝わる質問を投げかけておくと効果的です。

たとえば、部下が真夏に外回りから帰ってきたら「今日は暑かっただろう。体調は大丈夫か?」とさりげなく声をかけてあげましょう。大切なのは「気にかけている」と伝わる聞き方をすることです。

もしかすると、その問いをきっかけに話題を振ってくれるかもしれません。そのときは、しっかりと相槌を打って、聞き役に徹してあげてください。

こうした問いかけと聞き役を続けていれば、いつしか会話の延長で悩みを相談されるかもしれません。そこまでいけば関係が構築されているので、何かをしてもらいたいときにも、すんなりと動いてもらえるでしょう。

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