うつわ、探す、育てる男旅。瀬戸

「せともの」には実は、化学的な側面や、デニムや革製品のように経年劣化によって “育てる楽しみ” があるんです。「自分好みの “ぐい呑み” を作れば、お酒の味の変化を楽しむことだってできるんですよ」。そう聞いたら居ても立っても居られなくなり、せとものの街、愛知県瀬戸市へ。そういえば、昼夜問わず焼き物と向き合い続けた窯職人たちのパワーの源として発展してきたのが、うなぎや焼肉ホルモン、瀬戸焼そばなどの食文化なんだとか。そんな瀬戸の、伝統と産業から生まれたパワーの秘密を探ってきました。
瀬戸マップ

お酒をもっと楽しむ30代にしたいから、瀬戸で自分の「ぐい呑み」を作った

愛知県・瀬戸市に窯を構える陶芸作家、「美山陶房」五代目の寺田鉄平氏が開講している陶芸教室では、初歩から高等技術まで教えてもらえる。80歳を超える老人も通うという人気の教室だ。ここでは「せともの」の瀬戸市でも、さらに歴史の深い「赤津焼」を学ぶことができる。体験教室の2階にはギャラリーもある。

瀬戸の焼き物職人を支えたホルモンの名店「金福」

瀬戸市の旧市街を彩る末広町の入り口に、「金福(きんぷく)」はある。炭火ではなく、昔ながらの琺瑯でできたガスコンロで一気に焼いていくと、かみ応えのあるホルモンが楽しめる。もちろん、カルビやタンもうまいけれど、やはり瀬戸ではホルモンをメインに据えるのが礼儀のようだ。

愛知・瀬戸にある「窯垣の小径」は、素朴なリサイクルアートだった

瀬戸の奥へ奥へと向かうと、変わった壁に出会う。陶器で出来たアイコニックな幾何学模様は、瀬戸観光のパンフレットでは定番で、窯垣(かまがき)と呼ばれるものだ。かつての窯業の中心地にこの窯垣が集まっているので、「窯垣の小径(かまがきのこみち)」と名付けられた観光エリアもある。

世界に広まった「せともの」の謎は、愛知の瀬戸本業窯が教えてくれた

瀬戸焼をめぐる観光をしたいなら、愛知県の瀬戸市にある「瀬戸本業窯(せとほんぎょうがま)」は外せない。古い登り窯が残っていることや、きちんとしたギャラリーがあることもその理由だけれども、現代の瀬戸のルーツを垣間見ることができるからだ。

瀬戸で思った。デニムや革のように、陶器は「育てて」楽しみたい!

自分の履きじわがついたデニムや、使い込まれて飴色になったヌメ革の財布。エイジングは、ライフスタイルに直結する楽しみだ。つい先日、愛知県の瀬戸市へ行ってきた。馴染みがない人も多いかも知れないけど、「陶器」もまた、世代を超えてエイジングを楽しめるプロダクトなのだ。

瀬戸のホテルは、地下街のうなぎ屋と居酒屋で選ぶ

愛知県・瀬戸市にきたら、だいたい宿泊先は「瀬戸パークホテル」になる。そもそも街中に泊まれるホテルが少ないのも理由のひとつだが、深川神社の境内のなかにあるという、少し変わったホテルなのだ。そして、ここに泊まったらぜひ立ち寄ってほしいうなぎ屋と居酒屋がある。

愛知・瀬戸のソウルフード「瀬戸焼そば」は醤油味がクセになる

B級グルメの代表格「ご当地焼きそば」は、愛知県の瀬戸市にもあった。一見するとなんの変哲もない茶色い普通の焼きそばだけど、食べてみると甘みがある。立ち寄ったのは、地元の人からまずはここへと勧められた「一笑」。瀬戸焼そば発祥の店と言われる「福助」の味を継いでいる唯一の店だという。

難しいけどハマった、瀬戸への旅で体験した「染付」

子供心に、なぜ食器には青い絵が描いてあるのか不思議だった。で、今はなんで青い絵が描かれている食器があんなに高いのか不思議だ。せっかくなので、愛知・瀬戸市にある「瀬戸染付工芸館」で体験してみたのだけれど、なんと難しいことか……。

初めての「瀬戸旅行」に激おすすめなのは、お祭りの時期

愛知県・瀬戸市の魅力を短期集中的に味わうなら、ビッグイベントへ。例えば、毎年11月上旬に開かれる「ゆるり秋の窯めぐり」では、普段見ることのできない窯元が開放され、人気が高い。また、毎年9月の第2土曜日と日曜日に開催される「せともの祭」は、2日間に渡って全国からたくさんの人が訪れる。

行き方、観光スポット、グルメ。旅行前に知りたい、愛知県瀬戸市の基本情報

岐阜県との県境に位置する、愛知県瀬戸市。愛知県の県庁所在地・名古屋市から北東に約20kmと、アクセスの良いところにある瀬戸のへの行き方、観光スポット、旨い店などの基本情報を紹介します。
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