彼女に気づかれないように「148日間プロポーズ」し続けた男性

カップルの数だけ感動的なプロポーズがあります。どれが正解って訳でもありません。たとえば、こんな方法で愛を成就させた男性がいます。あえて、結論から先に言うのは、彼のユニークなアイデアを紹介したいから。

ハラハラドキドキ148日間、
“隠し撮り”プロポーズ大作戦

イギリス北東部グリムスビーに暮らすレイ・スミスさん。恋人のクレアさんにプロポーズするのに、あるとっておきの秘策を用意していました。プロポーズは12月25日のクリスマス。その日まで、毎日プロポーズの言葉を書いたメッセージカードを彼女に内緒で写真にしのばせること。

「Will You Marry Me ♡(ボクと結婚してくれる?)」

“絶対にバレてはいけない”プロポーズ写真プロジェクトは、2015年7月31日こうして幕を開けました。

最初は遠目から。クレアさんの死角を巧妙に狙っての撮影が続きます。

レストランではコースターの背後に隠して。これなら、彼女から見えるはずもありません。

レイさんのプロジェクトには、会社の同僚たちも喜んで参加してくれたようです。

クレア、レイと結婚してあげてね!」

なんと…Wオメデタだった!

そして…9月にはこんなうれしいメッセージも。じつは、クレアさんが6月に妊娠したことをキッカケに、彼は正式に結婚を決意したんだそう。後日、クレアさんは「Mirror」の取材に、こうコメントしています。

「産まれてくる赤ちゃんのために、何か思い出を作りたいって言ってましたけど…まさかこんな方法とは」

そうなんです、レイさんはこのプロジェクトを母になる彼女と、産まれてくる赤ちゃんに捧げようとしていました。ゆえに、絶対にバレてはいけない。そして、失敗は許されない。

次第にエスカレートする
メッセージング(笑)

さて、毎日の撮影で要領を掴んだレイさん、日を追うごとにメッセージカードの見せ方が大胆になっていきます。

次第に大きくなり始めたクレアさんのお腹。

ふたり揃ってのハロウィンでも。

ときには、寝ている間にこんなイタズラ。

クレアさん、後ろうしろ(笑)!

もはや、バレないのが不思議なくらい。

階段をの登るのも一苦労といったところのクレアさん。あれ、メッセージカードが…分かりますか?彼女の背後、“キリン”が加える白い紙。

こんな調子で、おふざけ半分なレイさん。
でも、いよいよプロジェクトは大詰めを迎えます。

サンタへ最後のお願い
そして…運命の日

そして、サンタさんに最後のお願い。この日のカードにはこんな一文が添えられていました。

「サンタへ。クリスマスにボクが欲しいのはただひとつ。クレアからの“YES”の言葉です」

プロポーズ前日。5ヶ月を共に過ごし、思い出の詰まったカードとバラ一輪。片膝をついた彼は、最後の自撮りに挑みました。

「ボクと結婚しよう…」

続きは動画で。と行きたいところですが、実は13分45秒に及ぶ超大作は、クリスマスイブを最後に写真はおしまい。プロポーズを受け入れた直後のふたりの素敵な笑顔は、見るまでもないでしょう?

蛇足ですが、クレアさん。この148日間、全く気づかずに写真を撮られていたんですって!


Reference:Mirror, Metro
Licensed material used with permission by Ray Smith
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。