中国人もアラブ人もインド人も!世界中の人と働くための国別ビジネスカルチャー6つ

「海外で働きたい!」と思っている人は多いかもしれませんが、もちろんいろいろな国がありますよね。国が違えば当然文化も違います。それぞれに合ったコミュニケーションが必要です。

グローバルビジネスコンサルタントとして、40ヶ国で1万人以上の人と働いてきた白藤香さんの著書、『90日間で世界のどこでも働ける人になる!』から、世界の様々な国での人との接し方を紹介します。

01.
アメリカでは
ルールを厳守

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アメリカの企業では、上司と部下の関係、職務の範囲など、何から何までルールにのっとって決められています。ですから、自分の近くの電話が鳴っていて、そのデスクの主が席をはずしていたとしても、電話を取りません。自分の仕事でのやり取りが第三者に漏れ、仕事のフォローが十分ではないと言われたり思われたりすることを何よりも恐れているからです。

業界によって、服装がはっきり分かれているのもアメリカ企業の特徴です。政府と取引がある保守的な企業の社員は紺のスーツに紺をベースにしたストライプのネクタイ、色も柄もない真っ白なシャツしか着ません。一方金融業界はビジネススーツもシャツも派手で、ニューヨーク五番街に行くと、同業界人がよく訪れる洋服店というのがあります。型破りなのは西海岸のIT企業で、短パンとTシャツといった極端にカジュアルな服装でも誰も気にしません。

相手とスムーズなコミュニケーションを取るなら、服装も合わせたほうがいいと思います。もし迷ったら、保守的なほうを選ぶのが無難です。

02.
中国では
政治の話題は絶対NG

中国は共産主義政治の国ですから、日本人には根本的に理解しがたいところが数多くあります。軍隊式の階層が色濃く反映された身分社会であることを頭に入れておいてください。間違っても政治のことや政策について言及してはいけません。

中国政府に関わることだけでなく、チベットの話題に触れるのもNGです。実際に中国で仕事をしていると、思想や政治に絡んだ質問をされることが多いことに気づきます。それでも絶対に応じないこと。無言を通すことです。

また、日本人にはとうていわかり得ない人脈、人的ネットワークが中国社会にはあります。ビジネスの場では、人脈について情報収集を行い、理解し、仕事を進める場合は人脈のキーパーソンに相談を持ち掛けるとスムーズです。

03.
インド人には
大きな声で何度も言う

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インド人にはひとつの見方、やり方にこだわる傾向があるため、意見のすり合わせに時間がかかります。日本人同士なら30分~1時間で済む内容に、6時間を費やさなければ収束しなかったこともあります。

相手はとにかく自分の理屈でとことん詰めてきます。話し合いに全く抵抗がなく、納得するまで「なぜそうするのか」と何度も質問を繰り返します。ですからこちらもインド人と向き合うときは覚悟を決めてとことん話を聞き、納得させるという戦法を取らなければなりません。

また、驚異的な人懐っこさで他人のプライベートにまでどんどん踏み込んでくるので、その点では扱いづらいところもあります。一度や二度断ったくらいでは全く動じる様子がありません。こちらも相手の温度に合わせて「ひとりにしてほしい」「しゃべり過ぎでうるさいからいい加減に黙ってほしい」といったことを言い続けるしかありません。何度でも、しつこく、大きな声で言い続けなければ、伝わりません。インド人と接するときはどうか覚悟しておいてください。

04.
東南アジア諸国では
決して人前で叱ってはいけない

フィリピン、マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジアの人々は他人を敬い、自分の感情を表に出さず、基本的には控えめな姿勢です。その分、一度感情が爆発すると誰にも抑えられないくらいの激しい表現をすることもあります。

特に人前で叱る、裏切るといった行為を許せず、ともすると殺傷事件に発展することもあります。ですから、一緒に働く際には、人前で苦情や小言を言わない、一度約束したのに信頼を裏切るような行為はしない、といった細やかな気づかいが必要であることを覚えておいてください。

ビジネスに関しては、国によって異なりますが、基本的には欧米式の経営を行っています。ただ、情報に関する感覚は異なるところもあり、車の中で話したことが会社に漏れるようなこともよくあります。不用意な発言をすると失敗します。

05.
EU諸国に
受け入れてもらうには
「理由」が大切

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論理的思考の完璧度が一番高いのはEU諸国の人たちです。とにかく「理」と「利」のないものには見向きもしません。合理性、生産性、時間当たりの収益性には敏感で、完成度が低く、緩いシミュレーションで商談やプレゼンテーションに臨んだら、取りつく島がありません。

また、ビジネスの場ではチームプレイを重視する傾向があります。メンバー全員でスキルを高め合える仕組みや、関わった誰もが得をする「win-winモデル」を構築して仕事を進めることが、うまくいくコツです。

組織を動かす際も、きっちりした運用方法、業務を進めるルールなどが決まっていることが必要です。「ここはあえて言わなくてもわかるだろう」と考えてはいけません。伝えたいことは言葉にして100%伝えるようにするべきです。

06.
アラブ圏には
「契約」の概念がない

中東アラブ圏の人たちは、家族思いで弱者への気づかいがある一方、人をだましたり嘘をついたりすることが身に付いていて、日本人が理解しにくいタイプと言えます。気性が荒く、感情の起伏も激しいです。

また、約束しても平気で破るので、約束するという概念がないことに気づきました。アラブ人にとって契約は約束ではなく、単なる確認のような感じなのです。文書を「証拠」として突き付けて、粘り強く説得しないことにはとても太刀打ちできません。中東での交渉事は、とにかく腹を据えてしっかりと行うことです。

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