肝臓に負担をかけない「10の方法」

華の金曜日、暴飲暴食はやむを得ない!なんて言い訳をしていませんか?

とくに注意すべきは肝臓。アナタが飲み食いしたものが、そのまま体のダメージとなってかえってきます。ライターAngel Chang氏が、徹底リサーチした肝臓の健康チェック。おさらいのつもりでどうぞ!

01.
ストレスは消化の妨げに。
細菌やウイルスに要注意

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ストレスを感じていたり、エネルギーが出ない時がありますよね。我慢していても、ついついお菓子に手が伸びてしまったり。ですが、こんな時は食べ過ぎないよう、自分自身に言い聞かせることが重要です。

ストレスを抱えていると、肝臓をはじめ、本来消化プロセスを強化すべき部分にエネルギーが費やされなくなります。すると、肝臓はフィルターをかけて、細菌やウイルスを破壊することができなくなり、食べ物に付着した雑菌がそのまま体に吸収されてしまう懸念がある。と「Return 2 Health」は、ストレスによる暴食に注意を促しています。

02.
肝疾患のリスク低下!
一日数杯のコーヒーはOK

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コーヒーを飲むことが、健康にいいかどうか、賛否両論あります。ですが、多くの研究結果から、健康上の利点が確認されていることも事実!

世界がん研究基金によって発行された報告書によると、コーヒーは肝疾患のリスクを下げることが分かっているようです。コーヒーをよく飲む人は、飲まない人に比べ、肝疾患のリスクが約14%ほど下がるんだそう。コーヒーそのもの、さらにはその抽出物からも、遺伝子の炎症を減少させるデータが示されました。「その効果のほとんどは肝臓で確認された」と報告書は伝えています。

03.
「低脂肪」でも、糖分たっぷり
ラベル表示は自分でチェック

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食品ラベルに目を通すことを習慣づけることは、とても重要です。加工食品を購入する場合は尚のこと。ただでさえ糖度が高かったり、フルクトース(果糖)のバランスが悪い、さらには添加物や脂肪分が多く含まれている。これらは、肝臓を健康に保つためには、避けるべき食品に挙げられるでしょう。

また、「低脂肪」「無脂肪」の記載があっても、注意が必要。これらの食品は、脂肪を取り除いてはいるものの、美味しさや風味を維持する目的で、より多くの糖分を加えていることがあるからです。こうした不要な添加物が、肝臓の問題をさらに悪化させることにも。自分でコントロールするためにも、ラベルに目を向ける癖をつけましょう。

04.
ウコンだけじゃない!
ミントやチコリも肝臓に◎

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ハーブや根菜類の隠れたパワー、意外に知らない人も多いはず。たんぽぽの根、ウコン、オオアザミなどは、肝臓をサポートするハーブだ、とCarl Maret医師は「Global Healing Center」で推奨しています。
この他にも、アーティチョークやチコリ、ペパーミントなどが肝機能の働きを改善する食材のようです。これらは、肝細胞の損傷に働きかけ、臓器を保護するのに役立つ“胆汁”の流れを刺激して、炎症を軽減させてくれるようです。

05.
天然良質な
植物由来の脂肪を

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消化や胆汁の生成を促すためには、アボカド、かぼちゃの種、オリーブ、くるみなどを積極的に食べるよう心がけるのがおすすめ。
脂肪を多く摂取し過ぎると、肝臓が処理して栄養素に分解することが難しくなるから。でも、これらの健康的な食材の多くは、肝臓を解毒して、有害物質に対するフィルター効果を高めてくれます。

06.
肝臓の働きをサポートする
サプリメントを効果的に。

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ビタミンやミネラルなど、様々な健康補助サプリメントをすでに使用しているかもしれません。でも、肝臓の解毒効果をさらに高めるサプリメントだってあるのです。
効果的に肝臓を浄化する、ビタミンB複合体やビタミンCを選ぶように心がけましょう。高品質のタンパク質に由来するアミノ酸 やオメガ3脂肪酸も、肝臓から毒素を除去するのに役立ちます。

07.
薬の多用・併用は要注意!

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もっともキケンな状態がこれ。解熱鎮痛剤やコレステロール薬など、特定の医薬品を多く摂取し過ぎると、肝臓を損傷する原因になりかねません。WebMDでは風邪薬、処方された鎮痛剤、その他、市販の薬に含まれているアセトアミノフェンにも、十分な注意が必要だと注意喚起を促しています。もちろん、服薬時にはアルコールを控えることも忘れずに。

08.
殺虫剤や掃除用洗剤は
ゴム手袋着用がベター

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すべての成分は、肝臓を通過して体外へと排出されていきます。しかし、ハウスクリーニング剤や殺虫剤などに含まれている有毒成分には、なるべく直に触れないようにしましょう。なぜなら、皮膚を通して毒素が、血流へと吸収されてしまうから。
WebMDは、化学物質が含まれていない製品、たとえば天然のシャンプーや家庭用クリーニング製品などを、可能な限り選ぶことすすめています。

09.
“体にいい”を
無理なく、長く続ける

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つねに健康にいいとされる食事を意識するのは大変。でも、Everyday Healthがおすすめするガイドラインなら、無理なく続けられるかもしれませんよ。
①できるだけ多くのタンパク質を植物ベースのものから摂取する。②自然食品や有機食材をバランスよく取り入れる③脂肪分を減らした食事を心がける。

動物性タンパク質よりも植物ベースのタンパク質が、なぜ体にいいのか。正しく理解していますか?植物のほとんどは、肉よりも多くの酸化防止剤、食物繊維、ミネラル、ビタミンを含んでいるからです。健康な体をつくるためには、9つの必須アミノ酸が必要。それを兼ね備えているスーパーフードが、キヌアと蕎麦なんだとか。

10.
飲み過ぎに“いいこと”は
ひとつもなし!

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言うまでもありませんが、肝疾患を引き起こす原因の1つがアルコールの過剰摂取です。これは、アルコール性肝疾患と呼ばれる疾病のひとつ。科学者や医師も、なぜアルコールが、それほどまでに肝臓に直接ダメージを与えるのか、じつは確固たる原因は分かっていません。ですが、そこには以下の2つの要因があると報告されています。

アルコールを摂取することで、消化管を傷つけることがあります。原因は、腸内にある細菌からの毒素が、腸から肝臓へと行き渡るため。もうひとつは「酸化ストレス」によるもの。さらに、肝臓がアルコールを分解する過程で化学反応を引き起こし、細胞にダメージを与え、炎症を起こす可能性もあるようです。

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