伸び切ったカセットテープで聞くような音。
ザラザラとした感触のVHS的映像。
古いカクカクしたアニメやゲームのグラフィック。

80年代〜90年代の雰囲気を感じるそれらは、単にノスタルジックなわけじゃない。

#1 Vaporwave――ネット世代が生んだアングラカルチャー

アンダーグラウンドで、とらえどころがなくって、だけど、とってもクールなこのムーブメントに、ぼくはもう長いこと夢中になっている。

#2 ノスタルジックな過去への逃避とは?――猫シCorp.インタビュー

ヴェイパーウェイヴがわかりにくいのはなんでだろう? 音楽ジャンルの名前として見るか、一連のムーブメントの名前として見るかで、捉え方が大きく変わるということも一因としてあると思う。

#3 過去ではなく、未来に。――Vektroid インタビュー

ヴェイパーウェイヴの代表的アーティスト、Vektroidことラモーナ・アンドラ・ザビエルが、ブラジルのメディア「I Hate Flash」に登場。貴重なインタビューをここに転載。

#4 接続と分断が同時に起きる場所――Neon Saltwater インタビュー

“Internet Aesthetics(インターネット美学)”という言葉、知ってる?

#5 兵役中に魅了された数秒の記憶――Jerry Galeries インタビュー

なんてかっこいいアルバムなんだ! って思って、聞きはじめて最初の数秒でもっていかれた。

#6 日本の音楽に極端な情熱を持っていた――TANUKI インタビュー

こんなに知られるとわかってたら、もうちょっと違う名前にしてたと思う(笑)。

#7 バーチャル・ラウンジへの扉――Local Visions インタビュー

都合の良いお洒落と恋を楽しむ架空の都市のようなコンセプトは、そのほかの作品も同様にあります。

#8 Vaporwave「海外勢」が日本ツアー開始

ヴェイパーウェイヴの音楽をLIVEで楽しめる機会は少ない。その希少性を抜きにして考えても、11月2日(金)からはじまるツアー「NEO GAIA PHANTASY」は特別足を運ぶ価値がある。