第一弾はファン垂涎の“しかのこ原画Tシャツ”!WIT STUDIOが公式アパレルラインをローンチ
『SPY×FAMILY』や『進撃の巨人』シリーズなど、数々の名作を手掛けてきたアニメ制作会社のWIT STUDIO(株式会社ウィットスタジオ)。
革新的な映像表現で絶大な支持を誇る同社が、11月26日にアパレルブランド「ARCHIVES」のローンチを発表した。
WIT STUDIOのアパレルライン「ARCHIVE」、
第一弾は『しかのこ』のTシャツ
アニメファン必見の新ブランド、その第一弾を飾るのは今年7月に大ヒットした『しかのこのこのここしたんたん(しかのこ)』をモチーフにしたシリーズだ。
2種のTシャツはそれぞれ、鹿乃子のこと虎視虎子のイラストが用いられたスタイリッシュなデザインに。
ファッションアイテムとしても魅力的だが、よく見てみると、このデザインにはファン垂涎のエッセンスが詰められているのが分かる──これらのイラストは全て、アニメ制作時に使用されていた“原画”なのだ。
ARCHIVEによると、原画(Keyframe)とは「アニメーションの流れの中で、キャラクターの感情や動きを最もダイナミックに伝える」鍵。
Tシャツのデザインは、アニメーターの意図が込められた中間成果物として、制作工程の進捗度「58%」に重ねてアーカイブしたものだそう。
デザインの秀逸さに加え、背景や文脈に魅力を感じるオタク心を突いた“グッズ”としても唯一無二のアイテムとなっている。
コンセプトは、アニメ制作の「内側」を照らすこと
WIT STUDIOによると、ARCHIVEとは「ファッションという特殊な記録媒体を用いて、「過去/現在/未来」を横断しアニメーションの外側から包容していくことを目的としたプロジェクト」とのこと。
完成されたアニメーションは、様々な工程を経て洗練・均質化されて提供されるわけだが、その裏側には、膨大な時間と労力、そしてそこに携わる人々の存在がある。
ARCHIVEは、普段スポットライトの当たらない制作過程を「ファッション」を通して可視化することで、その存在に光を当てたブランドなのだ。
以下は、プロジェクトのリリース文にて語られたコンセプト。
普段スポットライトの当たらない中間成果物にフォーカスすると、手がける人により様々な特徴や描き方の個性が見え、アニメーション制作の背景には確実に多くの人が携わっている様子が垣間見えます。
本プロジェクトはそういった中間成果物にフォーカスし、ファッションとして落とし込むことで、中間成果物に新しい価値を創造し、日々進化し続けているアニメーションの制作過程を広く認知して頂き、その裏側に潜むドラマや積みあげられた創作の軌跡の一端に触れ、多くの人がアニメーション産業へ興味を持つきっかけとなる事を目指しております。
予約開始は12月3日!
1月14日までの注文で確実に入手可能
原画TシャツはそれぞれS〜XLの4サイズ展開で、どちらも価格は税抜5,400円。
12月3日(火)の18時から予約受付が開始され、25年1月14日までに予約すれば確実に手に入れられるとのこと(以降は上限数に達し次第受付終了)。発売目安は25年2月頃。
話題作を引っ提げて登場した、「アニメ制作会社による本格アパレル」という新たな領域。WIT STUDIOは、今後もさまざまな作品を通して、アニメーション制作の魅力を発信していく構えだという。
オタクが愛を深められるグッズとして、また洒落なファッションアイテムとして。さらには、制作側に興味を抱くきっかけとして──いずれにしても、『しかのこ』ファンなら買わない手はないはず。
気になる方は、特設ページからチェックしてみて。