アートで渋谷区の一時避難場所へ導く!「シブヤ・アロープロジェクト」第一弾が完成
再開発が進み、多くの人々が集中を続ける東京・渋谷では、帰宅困難者対策が大きな課題。
そこで、2020年を機にさらに増えることが予想される外国人を含めた多くの来街者に向けて、一時避難場所をわかりやすく伝える「シブヤ・アロープロジェクト」を実施。今月、その第1弾が完成した。
このプロジェクトは、発災時だけでなく、日頃から人々の注目を集めるようなアート性あふれるデザインの「矢印サイン」を区内の必要な場所に設置し、一時避難場所である「青山学院大学」や「代々木公園」への導線を指し示すもの。
日夜外国人を含む多くの方が訪れる街・渋谷において、言葉の壁を超え、多くの人が一目見て、理解できる記号として矢印を盛り込んだアートになっている。
第1弾では、 ミック・イタヤ、しりあがり寿、伊藤桂司、河村康輔、植田工、小町渉の6名のアーティストが手掛けた“アロー=矢印”がJR東日本高架下に登場。
東日本大震災からまもなく9年。昨年は強烈な台風の被害など災害はいつやってくるかわからない。有事の際に、どこに避難すればいいのか、普段からその方向や場所を認知するのに、このプロジェクトは多くの人の一助となるだろう。
アーティスト:ミック・イタヤ ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
アーティスト:しりあがり寿 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
アーティスト:伊藤桂司 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
アーティスト:河村康輔 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
アーティスト:植田工 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
アーティスト:小町渉 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
『シブヤ・アロープロジェクト』
【Instagram】https://www.instagram.com/shibuya_arrow_project/?hl=ja
【Twitter】https://twitter.com/shibuya_arrow
【アプリ】
ARを活用し、渋谷区の一時退避場所などの方角を「矢印・サイン」で示すアプリは以下よりダウンロード可能
アーティストは、左上から順にヒロ杉山 / ミック・イタヤ / しりあがり寿 / 河村康輔 / 小町渉 / 植田工 / 伊藤桂司 ©シブヤ・アロープロジェクト実行委員会
Top image: © シブヤ・アロープロジェクト実行委員会