ビーチっていう気分じゃない。そんなあなたに「湖畔ホテル」10選
ビーチバケーションも楽しいけれど、もっと落ち着きがある湖畔の宿でゆったり過ごすのも、夏の醍醐味のひとつ。
ちょっと離れた場所で人混みを避けて、静かな環境の中で新鮮な山や川の幸を味わう、なんていかがでしょう。ビーチアンブレラを開く代わりに、湖の前の木陰でピクニック。もちろん、湖に飛び込んで淡水浴もアリ。さあ、今年はいつもよりシックな水辺のバカンスに出かけましょう。
01.
THE SUTTLE LODGE & BOATHOUSE
(アメリカ・オレゴン州 シャトル湖)
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オレゴン州のデシューツ国立森林園の敷地内にある「ザ・シャトル・ロッジ&ボートハウス」。それだけでも期待度は大ですが、さらにここは、有名なポートランドの「エースホテル」が仕掛け人なんです。
冒険に満ちたサマーキャンプの興奮感を、変にシャイにならずに楽しめるこのロッジ。ボートハウスでカヌーを借りて遊んだあとは、おいしい食事&カクテルで楽しい一日を終えましょう。
02.
TITILAKA
(ペルー チチカカ湖)
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チチカカ湖脇に唯一ポツンと佇む「チチラカ」は、間違いなく美しく、環境を乱さないよう考えられた宿。デザイナーズホテルとして可能な限り、この湖と国にまつわるインカ帝国の伝統を取り入れています。
専属ガイドさんや豪華な食事を通して体験するこの地の魅力はもちろん、スイートルームの巨大な窓際で、湖の向こうへと沈む太陽を眺めながらキャンドルを灯し、ゆっくりと流れる時間を楽しむのも醍醐味のひとつ。
03.
IL SERENO
(イタリア コモ湖)
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「イル・セレーノ」のストイックなまでに近代的な美的感覚は、コモ湖とその周りのネオクラシカルな華麗さとは、なんとも対照的な存在です。でもそれが、逆に特長となっているのも事実。この辺りで定番化している建築ディテールとおさらばすることで、敷地内どこにいても感動的な湖の景色が拝めるようになっているんです。
もちろん、18世紀創業の老舗ボート職人カンティエーレ・エルネスト・リーヴァ(Cantiere Ernesto Riva)によるゴージャスな特注木製ボートも用意されているから、エレガントに湖をクルーズして、ちょっと古風な様子を見て回ってもいいかもしれません。
04.
GIARDINO LAGO
(スイス マッジョーレ湖)
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スイスのこの辺りは、湖に恵まれたエリア。アルプス山脈とドラマチックに広がる渓谷は、特に何もしなくても、そこにあるホテルや宿を魅力的なものにしてくれます。
そんな環境にありながらもさらなる努力を惜しまない一軒がこちら「ジャルディーノ・ラーゴ」。近所のイタリアの影響を取り入れ、上質なディテールに力を入れた、プライベート感あるリトリート空間になっています。屋上から眺める広大な景色を目にすると、家に帰りたくなくなるかもしれませんのでご注意を。
05.
L’HOTEL DU LAC
(滋賀県 琵琶湖)
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湖の周りの上質なホテルというのは、どうやらどこも期待を上回るのが常識となっているようです。琵琶湖の近くの宿というと、なんとなく旅館や昔ながらの地味なホテルを想像してしまいそうですが、「ロテル・デュ・ラク」は意外にもモダンなミニマリズムを打ち出したデザイン。
もちろん、近郊産食材をメインにした館内のフレンチレストラン「ル・ぺイザージュ」、そして湖を望む芝生の上でいただくダッチオーブン料理など、食も楽しみのひとつになっています。焼酎好きの方、ラウンジにはかなり大きなセレクションが揃っているようですよ。
06.
MATAKAURI LODGE
(ニュージーランド ワカティプ湖)
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「時には湖を独り占めしてみてもいいかしら…」。そんな淡い夢を理解してくれているのが、スイートルーム3室・ヴィラ4棟からなる「マタカウリ・ロッジ」。
広々とした客室はどれも、湖の景色を十分に楽しめるよう大きな窓があしらわれている上、場合によってはそんな眺めをジャグジーに浸かりながら満喫できる、屋外デッキが付いた部屋もあり。とはいえ、室内にずっとこもっている必要はありません。なにせ聞くところ、ヘリコプターツアーなんかもあるそうですから。
07.
LIDO PALACE
(イタリア ガルダ湖)
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かつてオーストリア=ハンガリー帝国の大公フランツ・フェルディナントも訪れたというその歴史も立派ですが、眩いばかりの超近代的デザインにも目を見張るのが、ガルダ湖畔にある「リド・パレス」。どこまでも高級イタリアンデザインを極めたこの空間は、最高に上品で、最高にセンシュアル。
アールヌーボー、基スティーレ・リバティーのフレスコ画や前衛的な建築に目を慣らしたら、深い椅子に身を委ねて、広大な湖の御姿を拝んでみては?
08.
KUMARAKOM LAKE RESORT
(インド ヴェンバナド湖)
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ここケララ州は湖だけでなく、運河や川、ラグーンなど様々な水路に溢れ、それが文化と経済の源となっていることで有名な場所。そこにある「クマラコム・レイク・リゾート」は、伝統を上手に取り入れ、訪問者への期待に応える準備をしつつも押し付けは感じさせない、なんとも見事に素朴さを表現したリゾート。
客室によっては湖の眺めはないものもありますが、ここではそれも問題ナシ。みずみずしい緑と新鮮な空気、そして湖畔でのバケーションに求められる閑静な雰囲気もちゃんと揃っています。
09.
LAKE PLACID LODGE
(アメリカ・ニューヨーク州 プラシド湖)
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近年のアーバンサーファー・トレンドのせいで、ニューヨークの本当の避暑地はモントークやサウスハンプトンだ、なんて勘違いしていませんか? 違うんです。ニューヨーカーにとって本当の夏の地元バカンス先は、豊かな森林と湖が集まるアップステート。
昔ながらのアディロンダック式デザインが見直されるようになった今では、人気もますます上昇中です。
そんなニューヨーカー式の夏を体験してみたい人は、元祖NY式避暑地とでも言うべくプラシド湖の湖畔に佇む「レーク・プラシド・ロッジ」へ。夕暮れへと空の色が変わると共に、その名の通り静穏さを極める湖の姿を満喫しましょう。
10.
EXPLORA PATAGONIA
(チリ グレイ湖)
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「エクスプローラ・パタゴニア」という名前を聞いて、期待しないわけにはいきません。遠くエキゾチックかつ、ドラマチックな自然環境の中に作られたモダニスト建築。美しくも荒涼なトーレスデルパイネ国立公園の中、サルトチコ滝から数メートルのところに見つかるこのロッジ。
ワイルドな自然と険しいトレッキング、そしてこのゴージャスな現代空間のコントラストは、地球上でも他ではなかなか見ることのできない感動的なビジュアルです。
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