「トランスジェンダーモデル」を採用して新たな一歩を踏み出す「ヴィクトリアズ・シークレット」

「ヴィクトリアズ・シークレット」が、初めてトランスジェンダーモデルを起用するようだ。

このトピックは、8月2日、ブラジル出身のヴァレンティーナ・サンパイオさんが、Instagramに「@vspinkのバックステージ」というキャプションで白いローブに身を包んだ姿の写真を投稿したことで明らかになった。「@vspink」は、ヴィクトリアズ・シークトレットの姉妹ブランドとして知られる「PINK」の公式Instagramアカウント。詳細はまだ発表されていないが、いずれにせよ同ブランドが新たな道を切り開くことは間違いない。

ちなみに、2018年の秋頃、CMOエド・ラゼック氏がトランスジェンダーモデルの起用に否定的な発言をして議論が巻き起こったのだが、ヴァレンティーナさんの起用が明らかになったのとほぼ同時期に、ラゼック氏の辞任も報じられている。

また、8月7日には、100人以上のモデルが安全な労働環境を求めるために署名した公開書簡が同ブランドのCEOジョン・ミハス氏に送られている。ブランドのあり方が問われているヴィクトリアズ・シークトレットだが、これから彼らがどのような行動を起こしていくのか注目したい。

Top image: © Valentina Sampaio
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