まるで、おもちゃ箱を覗くようなワクワク感。「Lucky Fes2024」今年もやります!

「茨城のフェス文化の灯を消すな!」

"音楽と食とアートの祭典"をテーマにした音楽フェス「LuckyFes'24」が、いよいよ7月13日・14日・15日の3連休に開催される。

LuckyFes / YouTube

目指すはアジア最大級

今年で3回目の開催となるこのフェスの会場は、毎年決まって茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園。

これには、誰もが知るであろう日本最大級音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が2022年から千葉に移転するというショッキングな発表の2時間後に、茨城の人たちを落胆させまいとして独自のフェスが誕生した由来がある。

地元・茨城に根付いたフェスが新たに築かれていくと思いきや、国境を越え「アジア最大級のテーマパークフェス」を目指しているという。はたしてその意図とは……?

©株式会社LuckyFM茨城放送

Z世代に注目を集めるバンドやアイドルから、フェス常連となるベテランアーティストまで。

それだけでなく、韓国の放送局MBCのK-POP専門番組「IDOL RADIO」と初コラボレーションを果たし、Xdinary Heroesをはじめとした4組のK-POPアーティストが出演予定。

幅広い年齢層が楽しめるよう、音楽ジャンルや世代、国境までも超えたグローバルなラインナップに仕上がっている。にしても、振り幅がすごい……。

ファミリー層に特化

同フェスが「アジア最大のテーマパークフェス」と謳われる所以は、これだけではない。

多様な食のクロスオーバーが楽しめることをコンセプトとし、開催地である茨城の食材を使用したメニューや定番のフェス飯に加え、韓国やタイ、ベトナム等のアジアングルメにも注力しているとのこと。

また、子連れのファミリーや親子3世代の来場が多い傾向があることから、会場内では安全対策や子ども向けのアクティビティが充実。国内外のアートが楽しめるイベントも予定されている。さらに、新進気鋭であることを活かしてフェスならではの「通信障害問題」や「プラスチックごみ問題」にも、柔軟に対応していく姿勢を見せている。

都市型フェスの中間点

他のフェスと違う、LuckyFesならではのユニークネスとは?

オンラインメディア「Musicman」のインタビューによれば、総合プロデューサーを務める堀義人氏は「都市圏近郊の大規模公園で開催される野外の夏フェス」にあると位置付けている。

山で本格的にテントを張るわけでもなく、猛暑の中くたくたになってしまうわけでもない。関東近郊でテントを張ることもできて音楽を楽しめるフェスって、実は少ないのがリアル。そう考えると、「都市型フェスの中間点」としての地位を確立したLuckyFesが、替えの効かない夏の一大音楽イベントとして定着したことにも納得がいくはず。

この盛り上がりを地肌で体感すれば、数年後には日本を代表する音楽フェスのひとつになると確信するに違いない!

LuckyFes2024

【日時】2024年7月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
【会場】国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4)
【公式サイト】https://luckyfes.com/

Top image: © LuckyFes
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