今年も「奨学ナプキン」の応募スタート!
生理用品「エリス」を展開する「大王製紙」による、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」。
その一環として2022年からスタートした、さまざまな理由から生理用品の入手に困っている学生を対象に生理用ナプキンを1年間無償で配布する「奨学ナプキン」が今年も始動!
奨学生2000名を5月19日まで募集している。
生理をめぐる課題はまだまだ山積み
©大王製紙株式会社
対象となるのは、小学生、中学生、高校生、専門学校生、大学生、生理があるすべての学生。
奨学生に選ばれると、「エリス 素肌のきもち」と「エリス 朝まで超安心」のAセットか「エリス コンパクトガード」と「エリス 朝まで超安心」のBセットのどちらかが4ヵ月に一度、全3回にわけて届けられる。
©大王製紙株式会社
去年、公立高校入試において生理による体調不良が追試験対象となった事例をはじめ、社会の生理に関する理解は少しずつ進んでいるように思う。が、一概にそうとも言えないよう。
実際、2023年度の奨学生にプロジェクトや生理に関するアンケートを実施したところ、「無償のナプキン配布は増えたと感じるが、理解が深まっているとは言い難い」「生理についてのコンテンツは増えたが興味のない人まで情報が届いていない」など理解の不十分さを訴える意見が目立つ。
今後変わってほしいこととして、「生理教育を充実させてほしい」「学校でも生理休暇を取得できるようにしてほしい」「生理用品を購入する際のサポートを強化してほしい」といった意見も多く寄せられたという。
つまり、生理をめぐる課題はまだまだ山積み。さらに支援の輪を広げるべく、エリスは今後もこの活動に注力していくそうだ。
今回のプロジェクトがより多くの学生に届きますように。
『奨学ナプキン®2024』
Top image: © 大王製紙株式会社