全米で100万人以上が実践する「書き込み式ジャーナル」ついに日本上陸
「本当の自分って何だろう?」 漠然とした不安や生きづらさを抱え、自問自答を繰り返している人もいるかもしれない。
そんなあなたにこそ試していただきたいのが、今月に日本上陸予定の「シャドウワーク・ジャーナル」だ。
ネガティブ感情と向き合う
新時代の自己啓発
「株式会社すばる舎」から1月24日(木)に刊行予定の『シャドウワーク・ジャーナル “本当のあなた”になるためのガイド』は、すでにアメリカで100万部を突破した話題の自己啓発本。従来の自己啓発とは一線を画し、ポジティブ思考を押し付けるのではなく、心の奥底にしまい込んだネガティブな感情や経験に目を向けることを推奨している。
というのも、本書でいう「シャドウ」とは、心理学者のカール・ユング氏が提唱した「影」の概念。普段は意識していない、自分でも認めたくない感情や思考パターンを指すという。
同社によると、本書はこのシャドウを「パーソナリティの無意識の側面」と定義し、自己認識を深めるための実践的なメソッドとして「シャドウワーク」を紹介している。
自分と向き合うことで自己肯定感を育む
同書の特徴は、問いかけに沿って自分の考えや感情を書き出すジャーナリング形式を採用している点だ。たとえば、「最近イライラしたことは?」「人間関係で許せないと思ったことは?」といったネガティブな感情を引き出す質問を通して、自身のシャドウと向き合っていく。
「でも、ネガティブな自分と向き合うなんて辛そう……」そう思った人もいるかもしれない。しかし、本書の翻訳を担当した占星術研究家の鏡リュウジ氏は「運命を変える一番の近道は自分自身を知ること。そして自分自身を知る近道は、自分の心を書き出すこと」と述べている。
ネガティブな感情を「なかったことに」せず、真正面から向き合うことで自己理解を深め、ありのままの自分を認められるようになる。それは、結果的に自己肯定感の向上にも繋がっていくのかもしれない。
たまにはデジタルから離れ
自分と向き合う時間を
興味深いことに、アメリカではZ世代のあいだで「#journaling」のハッシュタグとともに、この「シャドウワーク」を実践する様子がTikTokに多数投稿。今や、大きなムーブメントになっている。
常にスマートフォンが手放せないデジタルネイティブ世代にとって、画面から離れ、自分と向き合う時間は、今までにない新鮮な体験なのかもしれない。
あなたは、今の自分に満足しているだろうか?もし、少しでも悩みや不安を抱えているならば、来年の発売を前に、一足先に「シャドウワーク」の世界観に触れてみてはいかがだろう。きっと、新しい自分に出会えるはずだ。
『シャドウワーク・ジャーナル “本当のあなた”になるためのガイド』
【著者】ケイラ・シャヒーン
【翻訳】鏡リュウジ
【定価】1,760円(本体1,600円+税10%)
【単行本】256ページ
【発売日】2025年1月24日(木)発売予定