ついに決着!冷たい水と常温の水、どっちが健康に良い?【専門家が解説】
「冷たい水は消化に悪いから、常温の水のほうがカラダに良い」「熱中症対策には常温の水を飲むといい」。こんなウワサを耳にしたことはないだろうか?
今夏、全国的に異常な暑さが続き、熱中症警戒アラートも発令されるなか、米メディア『WKYC』が“あの真相”を突き詰めたようだ。
熱中症予防に「水温」は関係ナシ
同メディアによれば、「オハイオ州保健局」ホームページを訪れ、猛暑時に飲む水に関する記事を探したところ、暑い日には冷たい飲み物を飲むよう推奨しており、「常温の水のほうが良い」といった旨の記述はなかったようだ。
そこで、オハイオ州総合医療センター「クリーブランド・クリニック」を訪問。同センター登録栄養士のBeth Czerwony氏に直撃したところ、「水の温度を変えることにはまったく効果がありません。もっとも重要なのは、水分補給を続けることです」とのアドバイスを得たという。水分補給さえすれば、温度は個人のお好みで問題ないということか。
熱中症対策として飲むべきは「冷たい水」なのか、それとも「常温の水」がいいのか問題に対し、WKYCはどうやら「温度を気にせずとにかく水分補給を絶やさない」ことが最優先と結論づけた様子。
これはこれで納得。でも、やっぱり暑い日にはキンキンに冷えた水を求めてしまう。あなたは冷たい水と常温の水、どっち派?
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