生理の新たな選択肢。面倒な煮沸消毒がいらない「使い捨て月経カップ」
ナプキン、タンポンに続く“第三の生理用品”と呼ばれ、ドラッグストアで販売されるほど身近な存在になってきた「月経カップ」。
ムレやかゆみ、かぶれの心配がない。不快なニオイがほとんど気にならないなど、メリットは多数。反面、生理のはじめと終わりの日に煮沸消毒が必要という点においてハードルを感じている女性が多いのも事実。
そんななか、新たな選択肢として登場したのが、使い捨ての月経カップだ。
煮沸消毒不要&
開封してすぐ使える月経カップ
©ゴムノイナキ株式会社
月経カップブランド「フェミナック(feminak)」から発売された「ルピエ(repie)」。特徴はなんといっても煮沸消毒がいらないという点。滅菌処理されているため、開封してすぐに装着できる仕様だ。
また、容器を用意しなくていいのも魅力のひとつ。月経カップと同じく滅菌処理されたパッケージに入っているため、急な生理にそなえて外出時にそのまま持ち歩くことができるのがうれしい。
©ゴムノイナキ株式会社
フェムケアの新製品を手がけるのは、創業104年を迎える工業用ゴム企業「ゴムノイナキ株式会社」。“しなやかで時代に即したものづくりをしていきたい”との想いから、昨年フェミナックをローンチさせた。
老舗の技術を駆使して開発された月経カップは、「装着感、装着しやすさ、取り出しやすさ」にこだわり、初心者でも使いやすい設計となっているそう。安全性試験に合格した医療用素材を用い、国内ですべて製造されるルピエ。カラダの中に入れて使うものだけに、なにより安心感が大事。
普及すれば生理期間が過ごしやすくなる人はますます増えそうだし、そんな未来に期待したい。
『feminak』
Top image: © ゴムノイナキ株式会社