環境汚染にアプローチする「廃棄ココナッツ」のヴィーガンレザー

インドのココナッツ生産量は世界第3位を誇る。けれど、ココナッツウォーターは捨てられることが多く、大量廃棄が水質汚染や土壌の酸性化の原因になっているという。

そんな環境汚染の軽減に貢献すべく誕生したのがココナッツレザーを手がける「never leather(ネバーレザー)」。原料となるのはココナッツウォーターに麻やバナナの茎から採れる繊維を混ぜたもの。染料を含むすべてが植物由来だ。

使い古した後はコンポストに入れれば、約120日で土の堆肥に。自宅で難しい場合は、返送すると安全に土に還してくれる「さよならの作法」というサービスも展開している。

ブランドネームにある“never”のとおり、“永久ではない”地球へのやさしさの提案になれば──との願いから、環境汚染だけでなく、インドの雇用創出と日本におけるフェアトレードやアップサイクルの拡充を目指す。

ライナップはキーケースや名刺入れなど。3月1日(金)より有楽町マルイの「エシカルな暮らし LAB」にて販売がスタート。

代替レザーに新たな選択肢がまたひとつ。

©エシカリージャパン

『never leather 公式Instagram』

https://www.instagram.com/never_leather_by_tokyo/

Top image: © エシカリージャパン
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。