空気洗浄機能付きの大型看板がメキシコに出現!

多くの国で大気汚染が問題になるなかで、これまでにない新しい取り組みがメキシコでおこなわれている。

同国モンテレイに新しく建てられた一見普通の大型看板。これには、空気を洗浄する機能が搭載されているのだ。

オランダを拠点にする「Studio Roosegaarde」が開発したこの看板は、周りの大気汚染を吸収して酸素を排出する特殊な機能をもった樹脂でコーティングされているという。日光に当たることにより、6時間でおよそ30本分の樹木がおこなう空気浄化の効果があり、その効力は5年間も持続するそうだ。

同社は大気汚染の改善を目的とした企業で、2016年にも中国の北京に「大気汚染をダイヤモンドに変える空気洗浄機」を設置している。

モンテレイは谷間に位置し、緑が少ない都市。そのことから大気汚染が問題になっていたのもあって今回の取り組みは始まったという。

「ミツバチを育てているマクドナルドの看板」など環境にも配慮された一石二鳥な看板たち。今後は日本でもさまざまな看板を目にする日がくるかもしれない。

Top image: © iStock.com/Nate Hovee
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