中国で始まった豪快すぎる「大気汚染対策」

深刻化する中国のPM2.5。

これは午前中でも夕方かと思わせるようなオレンジ色の空が広がる、大気汚染の一因となる。

自転車に空気清浄機をつける構想も発表されている。が、小さなアクションでは解決できないと言わんばかりのプロジェクトが西安で始まった。

これ、とても豪快だ。

PM2.5の数値を
12%も下げる空気清浄機

ご存知の通りPM2.5は、脳卒中や心臓疾患、肺がんの原因にもなりうる。そこで、David Y. H. Pui教授率いるチームが開発したのが巨大空気清浄機だ。高さは60mもある。

頭に思い浮かぶのは、花粉よりも小さいと言われているPM2.5を、こんなに大きな装置で大気中から取り除くことが可能なのか?という疑問。

Pui教授によれば、設置されている周辺地域はそうでない場所に比べ、PM2.5の数値が12%も低いらしい。

社会問題に対するスタンスは、その国や地域の色が出やすい。

汚染物質をなるべく減らす地道なタイプもあれば、環境を汚さない代替エネルギーを開発するイノベーティブな方法もある。中国の対策には「豪快さ」を感じ取れる。

Pui教授の計画はまだ終わりではない。現在は、長期的なインパクトも測定中とのこと。さらに、高さ500mの空気清浄機を作る予定もある。

Licensed material used with permission by David Y.H. Pui