スウェーデンのマクドナルドがロゴに「穴」を開けてでも迎え入れたいお客さまは、野生のミツバチ!?

写真はスウェーデンの「マクドナルド」の広告看板。注目はお馴染みのゴールデンアーチなのだが、ピンチアウトしてよく見てほしい。大小さまざま“穴”が開いているのがわかるはずだ。

©2019 McDonald´s Sweden

虫食いのようなこの穴。じつは野生のミツバチたちが出入りするためのもの。

自然保護活動に力を入れるスウェーデン。現在、野生のミツバチのおよそ3割が死滅の危機に瀕しているそうだ。そこで、マクドナルドが大手広告会社と協力し、屋外広告看板の裏側にミツバチの巣箱を設置するプロジェクトを開始したというわけ。

南向きに巣があることがミツバチにとって理想の居住環境であることから、北向きに設置された広告塔の背面に巣箱を配備し、自然界からのお客を迎えている。

ストックホルム郊外に複数存在するこの“ミツバチマック”を「McDonald´s Sweden」は2020年春までに国内全土に広げていくと発表。ボードのメッセージも店舗ごとにカスタマイズ予定なのだそう。

冒頭で紹介した写真の「Alltid öppet」は、意訳すると「いつでもオープンしています」......エスプリが利いていておもしろいじゃありませんか。

©2019 McDonald´s Sweden
Top image: © 2019 McDonald´s Sweden
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