SDGs時代を考慮。韓国の「スターバックス」、2025年までに使い捨てカップ廃止を決定!
4月5日、「Starbucks Coffee Korea(スターバックス コーヒー コリア)」は、2025年までに全店で使い捨てカップを廃止すると発表した。
近年深刻化している環境問題を見据えて、スターバックス コーヒーは2030年までに余分な二酸化炭素排出、水の使用、エコロジカル・フットプリント(=環境負荷)の3つを現在の半分に削減することを目標としている。
今回のスターバックス コーヒー コリアの取り組みによって、3つの目標を全世界のスターバックス コーヒーに広げることを期待しているのだ。
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「使い捨てカップがなくなったら、いつもマイカップを持たなくてはいけない?」と不安な声が上がるかもしれないが、使い捨てカップに代わる、あるアイデアが。
それが「リユーザブルカッププログラム」と呼ばれる施策。
店舗でカップを使用するとき、デポジット(=預かり金)を支払うことで、繰り返し使えるカップが提供される。使い終わったカップを提携するキオスクに返却することで、デポジットが返金される仕組みだ。
このプログラムは、2021年夏に韓国・済州島(チェジュ島)の一部の店舗から実施され、ゆくゆくは各都市の店舗にも拡大する予定とのこと。
韓国では2019年にプラスチック製レジ袋の配布が廃止されるなど、積極的に環境問題に取り組んでいるイメージがある。
今回のプログラムは、韓国だけでなく、全世界でこれからの環境問題に目を向ける、大きな一歩となりそうだ。
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