米「スターバックス」で「カップを借りる」プログラムが試験導入

2030年までに、廃棄物を50%減らす目標を掲げているスターバックスコーヒー。

4月22日の「アースデイ」を目前に、環境戦略の一つとして、このほど本拠地があるシアトル「カップを借りる」プログラムが試験導入された。市内の5店舗で、5月31日まで実施するという。

これは、ドリンクメニューを注文する際に再生利用カップを選択すると、1ドルのデポジットを払ってカップを借りられるというもの。使用後は、対象店舗内やドライブスルーに設置された非接触キオスクで返却。すると、デポジットの返金に加えて、ポイント還元プログラム「スターバックスリワード」で10個のスターがもらえるそう。

自宅へ持ち帰った場合は、リサイクルサービス「Ridwell(リドウェル)」に自宅へ回収に来てもらうことも可能とのことだ。

返却されたカップは、テイクアウト容器のリユースサービスを展開する「Go Box(ゴーボックス)」によって洗浄・消毒され、最大30回再利用される仕組みとなっている。

アメリカ・カナダでは現在も持ち込みカップでの提供が停止されているなかでの今回のプログラム導入。他店舗にも拡大していくのかどうか、今後が気になるところだ。

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