たった5分で結果がわかる。「おりものセルフ検査キット」が画期的
女性にとって、おりものは健康のバロメーター。
その状態が正常かどうかを自分で調べられるおりものセルフ検査キット「selfem(セルフェム)」のご紹介。
所要時間はたったの5分
検体提出の必要ナシ
産婦人科医監修のもと、女性のデリケートゾーンケア専門ブランド「株式会社エオストレ」によって国内製造されたセルフェム。
使い方は、まず綿棒でおりものを採取。それを付属の判定シートに押し付けpH(酸性かアルカリ性かを表す尺度)を測定。そしてウェブサイトで質問に答えると、結果と予防法や受診の必要性などを確認できる。
検体を提出する必要がなく、所要時間もわずか5分というスピーディーさが最大の特徴だ。量やにおい、かゆみなどの違和感を覚えた際は本来ならばすぐ通院すべき。けれど、それを躊躇う人が多い──。そんな実情に応じた画期的なプロダクト。
開発者は……
元銀行員の男性
開発したのは西谷佳之さんという元銀行員の男性。
なんでも銀行内で女性活躍を推進するプロジェクトに携わった際、女性特有の健康課題によって起きる仕事上のトラブルに直面。解決法を見つけるため大学院に入学したところ、ジェンダーギャップを埋めるには生物学的な性差への理解が必要だと感じ、銀行を退職。遺伝子解析のベンチャー企業に入社をし膣内フローラの研究を進めたのち、株式会社エオストレを設立した。
商品開発にあたり、女性が体に異変を感じても病院へ行かなかったり、痛みを我慢してやり過ごしたりされていると知りました。それは当然、普段の生活や仕事のパフォーマンスにも影響します。その現状を、もっと社会全体で理解していくことが今後大事では。
とは、セルフェムの発売に伴う西谷さんのコメントだ。
違和感がある時だけでなく
日々の健康管理として
1個入り(660円)と3個入り(1880円)が用意され、現在はオンライン販売のみだがドラッグストアなどでの店頭販売も予定しているそう。
違和感がある時だけでなく、日々の健康管理として活用できれば尚GOOD。一度も婦人科へ行ったことがない人やしばらく婦人科へ行っていないという人こそ、ぜひ試してみてはいかがだろう。