メンズのVIOセルフケアは満足度高……けど、難易度も高い

とくに若い世代の男性を中心に、脱毛やスキンケアなどのメンズ美容への関心は年々高まっている。

そんななか、メンズコスメブランド「ギャツビー」が、VIOケアに興味がある全国の18~39歳の男性300人を対象に「男性のVIOケアに関する調査」を実施、その結果からは、彼らの興味深い生態系が見えてきた。

約8割、VIOセルフケアの
「ハードルが高い」と回答

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まず、VIOセルフケアをすることに対する難易度についての問いに「難しい」と回答した人は、全体の約1/4の27.3%。「やや難しい」と回答した人が50.0%と、合計で約8割となる77.3%が難しいと感じている。

この問いをVIOセルフケア経験者のみに聞いた場合でも、「難しい」「やや難しい」と回答した人は過半数の67.0%となった。その理由の一つには、47.0%がVIOセルフケアで失敗した経験を持つことが挙げられそうだ。

かみそりやシェーバーが失敗の原因
ただ、セルフケアだけでも満足度高

では、どんな方法でセルフケアをして「失敗した」のか?

最も意見が多かったのが「かみそり」で47.0%、次いで「散髪用のはさみ」が23.0%、「シェーバー」が18.0%となっている。いずれも本来はVIO用の道具ではなく、日常的にヒゲや眉を処理する目的で用いられるもの。

自宅で本格的なVIO用の道具を持っているケースはレアなのだろう。

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ただ、やはりセルフケアだけでもメリットは多いようで、「清潔感が出た(53.0%)」「ムレにくくなった(30.0%)」「ニオイがしづらくなった(26.0%)」といった回答が上位に。逆にメリットなしとの回答は6.0%にとどまっている。

メンズの美意識が向上している昨今を象徴する、調査結果といえるのではないだろうか。

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