自然と共鳴する、都市と交差する。ゴールドウイン新ストア「GRAVITY」5つの物語

雄大な自然の中で心を解き放ち、五感を研ぎ澄ます。日常の喧騒から離れ、自分と向き合うかけがえのない時間。アウトドア体験は、私たちに多くの感動と癒しを与えてくれる。しかし、そのいっぽうで、環境問題やオーバーツーリズムといった影の部分も、無視できない現実として存在している。

そんななか、「株式会社ゴールドウイン」が提案するのは、自然と人間の新たな関係性を築き上げる、新コンセプトストア「GRAVITY」だ。

フィールドと都市を繋ぐ
5つの「重力」拠点

GRAVITY YUZAWA(グラビティ 湯沢)©株式会社ゴールドウイン

GRAVITYは、アウトドアスポーツに影響を与える「重力」をコンセプトに、2024年12月、北海道新潟長野、そして東京の4都道府県、計5ヵ所にオープンする。同社によると、いずれの店舗もアウトドアフィールドに隣接し、四季を通じて多様なアウトドアスポーツの魅力を発信していくという。

北海道ニセコとトマムには、雄大な自然環境に調和した店舗を構える。新潟県湯沢町には、東京駅から新幹線で最速71分、ガーラ湯沢駅直結というアクセス抜群の場所に「GRAVITY YUZAWA」が誕生。ウィンタースポーツを楽しむ人たちにとって、新たな拠点となりそうだ。長野県白馬村、そして東京・神田にも、それぞれの地域特性に合わせた店舗展開を予定している。

五感を刺激する空間体験
地域の魅力を再発見する

GRAVITY最大の特長は、その土地の自然、文化、そして人たちとの繋がりを重視した、地域密着型の店舗づくりにある。同社は、GRAVITYを通じて、地域の魅力を再発見し、その土地ならではのアウトドア体験を提供していくという。

たとえば、「GRAVITY NISEKO」は既存の店舗を大幅に増床し、リニューアルオープン。「ゴールドウイン」ブランドのニセコエリア初出店となり、注目が集まっている。さらに、各店舗ではGoldwinやThe North Faceといった人気ブランドのアイテムを豊富に取り揃え、高品質なアウトドア用品を提供するだけでなく、ワークショップやイベントなども開催予定。地域住民や旅行者にとって、コミュニティスペースとしての役割も担っていく。

「所有」から「体験」へ
サステナビリティな選択

近年、モノを所有することよりも、“コト”を通して特別な体験を得ることへの価値観が高まっている。キャンプや登山など、自然と触れ合うアウトドア体験の人気も高まるいっぽうで、環境問題への意識の高まりも顕著だ。

GRAVITYは、環境負荷を低減したサステイナブルな素材を使用した商品を積極的に展開。また、リペアサービスなども提供することで、環境問題への意識向上を促し、持続可能な社会の実現に貢献していくという。

GRAVITYが提示するのは、単なる消費の場ではなく、自然と共存しながら、心豊かな時間を過ごすための、新たなライフスタイルの提案。それは、私たち一人ひとりに、未来のアウトドアの在り方を問いかける、重要なメッセージなのかもしれない。

GRAVITY NISEKO(グラビティ ニセコ)©株式会社ゴールドウイン
GRAVITY NISEKO(グラビティ ニセコ)©株式会社ゴールドウイン
© 株式会社ゴールドウイン
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