BMWの新型カスタムスクーターで、仕事とレジャーが直通に

乗り物の種類を問わずこれだけEVが普及した今、一括りに「EV」と言っても、その“個性”はじつに多様化してきている。

ここに紹介するのは、多様化するEV市場の中でも新たな光となるであろう、BMWの新作。今年初頭に発表されたのは、同社の電動スクーター「CE 04」をカスタムした新モデルだ。

© BMW Group

この「CE 04 Vagabund Moto Concept」は、オーストラリアのカスタムビルダー「Vagabund Moto(ヴァガバンド・モト)」社とコラボした特別モデル。

元々シティユース用に作られたCE 04に、サーフのアウトドア要素をオン。後部にマルチなトップケースが搭載され収容性を向上させつつ、サイド部分にはサーフボードも括り付けられるように。

日常のアーバンライフから、すぐにサーフトリップへと旅立てる仕様にアップデートされている。

またカラーリングも変更され、ミニマルだった原型から遊び心のあるマルチカラーに刷新。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、モス、ベージュの4色。

「未来のモビリティは、人々がそれぞれ定義するもの」とするBMWに対し、Vagabund Motoが出した解釈は「仕事・レジャー・個性は矛盾せず、融合させられるものだ」というものだった。

先進的な都市生活を送る人でも、海でのレジャーを手軽に楽しめる──少しのアップデートによって、EVの新たな価値観が体現されている。

機能性とスタイリッシュなデザイン、それでいてエコフレンドリーなCE 04 Vagabund Moto Conceptは、EV、そしてモーターサイクルライフの新たな基準の一つになるかもしれない。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。