「Starlink」の上位互換、日本へ!
先日、ついに日本でも提供が開始されたイーロン・マスク率いる「Space X」の衛星インターネットサービス「Starlink」。
アジアで初となる実装に喜んでいるのも束の間、今度は上位モデルとなる「Flat High Performance」の国内提供が発表された。
これは、車や飛行機など、移動中のユーザーにも高速Wi-Fiを提供するサービスで、6月の公開以来「ハワイアン航空」や「デルタ航空」といった航空会社などにも採用されている。
もともとStarlinkは、被災地や発展途上地域などの「不完地帯」へのインターネット接続を提供するためのサービス。衛星通信を使うことで、地球上のどこにいても電波が届くのは革新的だ。
ただ、既に普及している一般モデル「Standard Starlink」は少し視野やGPSが弱いため、移動中の使用には適していなかった。
今度のFlat High Performanceは、これらを克服した上位互換的なサービスというわけ。
受信に使うアンテナは、車内に常設できるように設計されていて、サクッと車に取り付ければ、ドライブ中も目的地のアウトドアでも、衛星による高速通信が可能に。
また、使った分しか料金がかからないのも大きな魅力。月ごとの請求では、いつでもサービスの中止と再開を切り替えられるため、「使ってもいないのに高額請求」なんてことは起こらないという。
© spacex/Instagram
アウトドア需要の高い日本にとって、このサービスはとても魅力的では?
既に予約は開始されていて、12月中には出荷される予定。
30日間のトライアルで満足できなければ全額返金してもらえるらしい。アウトドア・ラヴァーの皆さんも気軽に試してみては。
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