「たべっ子どうぶつ」がちょっぴり高級に。期間限定でカフェをオープン

誰もが一度は口にしたことがある国民的ビスケット「たべっ子どうぶつ」。1978年の発売以来、その愛らしい姿と親しみやすさで、世代を超えて愛され続けている。

そんな「たべっ子どうぶつ」は今冬、私たちが知る姿とは少し違ったラグジュアリーなかたちで登場する。

高級感あふれる「たべっ子どうぶつ」へ

今月14日、表参道に期間限定でオープンするのは「たべっ子どうぶつMEETS」と銘打たれた特別なカフェ。可愛らしさはそのままに、高級路線へと舵を切ったメニューやグッズ展開には目を引くものがある。

カフェを手掛けるのは「株式会社TWIN PLANET」。そして、スイーツ監修を務めるのは世界的にも有名なフレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏の息子であるルイ・ロブション氏だ。同氏は「お菓子に夢を!」という企業理念に共感し、今回のコラボレーションが実現したという。

カフェでは、こだわりが詰まった「らいおんくんケーキ」や「うさぎさんケーキ」など、「たべっ子どうぶつ」をモチーフにした美しいケーキを提供。ケーキセット5,500円(税込)~という価格設定からも、その特別感はビシビシと伝わってくる。

©株式会社TWIN PLANET

さらに、カフェのオープンに合わせて高級志向な限定グッズも発売。ベロア調の生地にモノグラムを施した大人らしいデザインのぬいぐるみや、上質なレザーを使用したコインケース、カラフルなスカーフなどがラインナップ。

いずれも「たべっ子どうぶつ」の新たな魅力を引き出す、洗練されたデザインに仕上がっている。

©株式会社TWIN PLANET
©株式会社TWIN PLANET

懐かしさを超えたブランド体験

今回のプロジェクトは、長年愛されてきた「たべっ子どうぶつ」が、新たな世代の顧客層を獲得するための挑戦と言えるだろう。近年消費者のあいだでは、高品質で特別感のある商品や体験へのニーズが高まっている。

加えて、背景に見え隠れするのは、サステナビリティやエシカル消費への意識の高まり。安価で大量生産・大量消費されるイメージの強い菓子業界において、"本当に価値のあるものを長く愛しむ"という選択は、これからの時代に求められる消費の形とも合致する。

「たべっ子どうぶつ」は、今回のプロジェクトを通して、単なるノスタルジーに浸るのではなく、時代の変化と共に進化するブランドとしての姿を提示しているのかもしれない。

懐かしさと新しさが共存する画期的な試み。この冬、少し大人になった彼らの姿に会いに行ってみてはいかがだろうか。

たべっ子どうぶつMEETS

【期間】2024年12月14日(土)~2025年2月14日(金)

【場所】東京都渋谷区神宮前5-3-13 TWIN PLANET North BLDG 1F

【営業時間】11:00~19:00

【定休日】年末年始(2024年12月28日(土)~2025年1月3日(金))

【公式サイト】https://tabekkomeets.com/

【公式Instagram】https://www.instagram.com/tabekko_meets/

※日本で現在展開されている「ジョエル・ロブション」名義の店舗とは、直接の関係はありません

Top image: © 株式会社TWIN PLANET
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。