登る、宿泊する、駆け抜ける!「山」のそれぞれの楽しみかた【まとめ】
ご存知の通り、大自然のなか、とくに山のなかで過ごすことには、たくさんのメリットがあると言われています。
寛容さが増し、とても穏やかな気持ちになれるそうです。これにはほとんどの人が納得できるのではないでしょうか?
そして今日は、「山の日」。実際に登山へ向かった人、山に想いを馳せる人、さまざまな過ごし方があるとは思いますが、ここで山にまつわるいくつかの記事を紹介したいと思います。
01.マウンテンリゾートで宙ぶらりんのテントに一泊
ドイツ、バイエルン州プフロンテンにある「Waldseilgarten Mountain Resort」というリゾート施設。ここでは他で体験できないようなスリル満点のテント泊ができると、欧米のアウトドア愛好家を中心に昨年から人気を集めています。
一体どんなスリルが味わえるの?
なんと、テントを木に吊るし、宙ぶらりんの状態で一夜を過ごすのです!地上との距離は高所恐怖症の人は絶対ムリ、なレベル。これだけでビックリなのに、90℃の崖にポータレッジキャンピングをするという、とんでもプランもあるみたい。たぶん、肝試しにピッタリだと思います…。
02.
恋人と星空を2人占め♪
北イタリアの山頂でガラス張り移動式キャビンを
恋人と星空を2人占め♪
北イタリアの山頂で
世界一ロマンチックなキャビンを紹介しましょう。
北イタリア、ヴェネト州に位置するコルティーナ・ダンペッツォ。登山やウィンタースポーツの拠点となるこの地には、さまざまなタイプの宿泊施設が用意されています。そのなかでも、標高2,055mの山頂、ドロミーティ山脈のど真ん中にあるミニキャビン「Starlight Room」がスゴいんです!
ガラス窓が張り巡らされた部屋に一つのベッド。恋人と泊まれば2人っきりで星空を独占できます。さらに、TVモニター(ドローミティの夜景を紹介するタイムラプス映像が流れる)、スピーカーなどムードを高める音響設備はばっちり。とってもあま〜い一夜が過ごせることでしょう。
ただし、バス・トイレはありません!
03.
疾走感、サイコー美女ボーダーがノルウェーの山を走り抜ける!
疾走感、サイコー
ダウンヒルボーダーでアーティストのIshtar Backlundさん(22歳)。見た目はフツーの女の子ですが、5年前に始めて以来スケボーにどっぷりハマり、今は世界中を旅しながら各国のボーダーと交流を深めているとか。
自由きままにスケーティングする彼女の姿と、ノルウェーの広大な自然、スウェディッシュロックバンド「Tussilago」のBGMが織りなす爽快感たっぷりの映像は、「サイコー」のひと言につきます。
04.
「ペルセウス座流星群」を
見るなら山の上から!?
見るなら山の上から!?
三大流星群のなかでもとくに流星が多く、ほぼ確実に見えると言われている「ペルセウス座流星群」。活動自体は7月17日頃から始まっているのですが、8月13日の0時頃から明朝にピークを迎えます。
といっても、今年の観測条件はとくに良いみたいなので、13日前後の夜も絶好のチャンスです。
観測に適しているのは、周りに建物が少なく、空が広々と見渡せる場所。もしそういうところに行く機会があるなら、ぜひ夜空を見上げてみて!
05.
登山家・栗城史多
「見えない山を登っている、全ての人へ」
登山家・栗城史多
「見えない山を登っている、
自身の登山体験をリアルタイムで中継し、「冒険の共有」をすることで有名な登山家・栗城史多さん。
“苦しみと戦っても勝てない。逃げても無駄。だから、友達になる。だって、苦しみが大きかったら、喜びも大きい。僕は登りながら、苦しみに『ありがとう』とつぶやくんです”
“5年後とか、10年後とか。想像するのは難しい。それよりも、目の前にある山を登って、そこから見える景色を見て、次を考えるようにしている”
成功だけじゃなく、失敗や挫折も共有したいという彼の姿に多くの人が勇気づけられているのです。