「バーガーキング」が「バーガークイーン」になったワケ
「マクドナルド」への対抗キャンペーンなどで、たびたび注目を集める「バーガーキング」。
その粋なセンスは、スポンサーに対しても遺憾なく発揮されている。
まずはこの動画をご覧あれ。
© StevenageFC/YouTube
イギリスのサッカーチーム「スティーブニッジFC」の対戦相手は、悪天候、パンデミック、長時間の遠征、誹謗中傷、期待、そして……すベて。
「(ただでさえ)スティーブニッジFCでプレーするのは大変なこと。女性チームでプレーすることが、それ以上に難しいことであっていいはずがない」
そんなフレーズのあとに映し出されるのは「BURGER QUEEN(バーガークイーン)」のロゴを纏った女子選手。
バーガーキングは今年から、すでに支援していた男子チームと同じ条件、同じレベルで「スティーブニッジFCウィメンズ」も後押しすることを決めた。
手始めに、女子チームとのスポンサーシップを象徴する「バーガークイーン」のロゴを作成。加えて、チーム本拠地周辺のバーガーキング店舗をすべて「バーガークイーン」に改装したというから驚きだ。
© BurgerKingUK/Twitter
バーガーキングのマーケティングディレクターであるソコ・ヌニェス氏は「女子チームは男子チームと同じ課題やハードルに直面しており、私たちのブランドから同じサポートを受けるのは当然のことです」と語る。
ただの言葉遊びではなく、文字通り「見てわかる」支援をおこなうバーガーキング、あなどれない。
Reference: Stevenage FC
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