陸上、バスケ、バレー……アメリカにできた「ニューバランス」のスポーツ施設がすごい!

1906年に米ボストンで誕生した「ニューバランス」は、今では世界中の人々に愛されるスポーツブランドとなった。

そんなブランドから、ワールドクラスのマルチスポーツ施設「The TRACK at New Balance」がオープンした。

場所はボストンにある同ブランドのグローバル本社向かいと、その立地からもニューバランスの“本気”がうかがえる。

施設のメインとなるのは、大きな屋内競技場と、約1765平方メートルの広さを誇るスポーツリサーチラボ

©株式会社ニューバランス ジャパン
©株式会社ニューバランス ジャパン

アスリートの視点で細部まで緻密に計算された競技場は、競技種目に応じてバンク傾斜を変えることができ、状況に応じてトラックとしてもフィールドとしても使用可能。

緩やかな傾斜をつけることで、ランナーはコーナーからストレートへのスムーズな移行が可能となり、最大限の加速を引き出すことができるのだ。

スポーツリサーチラボでは、日々活動するブランドアスリートへの調査やインタビューをこれまで以上に強化し、そのデータを活かしたニューバランスプロダクトの技術開発がおこなわれている。

施設内には高機能画像処理装置、360度モーションキャプチャー装置、足底圧分布測定フォースプレート、最新鋭の高気圧室などの最先端の設備がそろい、より良い製品を生み出すことが期待される。

©株式会社ニューバランス ジャパン
©株式会社ニューバランス ジャパン

ほかにも、バスケットボール、フットボール、バレーボールコートに、音楽ホール、ビアホールといった多様な施設が併設。

屋根には2491個もの太陽電池を設置し、環境面への配慮もしっかりと成された、スポーツと文化の架け橋となるような施設となっている。

日本に同様の施設を作ることはなかなか難しいかもしれないが、東京オリンピック開催によって、スポーツへの関心が高まっているのも確か。

こういった施設が日本にもできたら、各競技のレベルもグンと上がる可能性も……。そんな夢が膨らむような、まさに“アメリカン・ドリーム”な施設だ。

©株式会社ニューバランス ジャパン
Top image: © 株式会社ニューバランス ジャパン
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