2030年までに自然災害が1日1.5回も発生するように【国連報告書】

4月26日、国連防災機関(UNDRR)が報告書「Global Assessment Report on Disaster Risk Reduction」を公開した。

そのなかで、人間が現在の活動を続けていると、2030年までに自然災害が1日約1.5回も起きるようになってしまうと指摘されている。

UNDRRは、過去20年間に年350〜500件の中規模・大規模な災害が発生しているという調査結果を明らかにしたうえで、今後、災害の頻度は上がると予測。これには地震や津波、火山の噴火など自然災害だけでなく、COVID-19のようなウイルスのアウトブレイクも含まれている。

そして、2030年までに年間で560件(1日あたり約1.5回)の自然災害が起きる可能性があると警鐘を鳴らしている。これには人間の経済活動が一因となっているようだ。

一人ひとりができることは少ないかもしれない。だが、個人の行動の積み重ねによって大きな変化が生まれるので、地道に簡単にできることから始めてみたいものだ。

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