「できたこと」を振り返ってポジティブ習慣を身につける方法

自分にできないことや欠けている部分に目がいくのは人間の性です。だけど、そんなことをしても落ち込むだけ。だったら1日の終わりに「プラスの出来事」を振り返る習慣を身につけませんか?

永谷研一さんの著書『できたことノート』では、自分ができたこと、を探す方法がまとめられています。これはあなたの殻を破るチャンスかもしれません。

大切な3つのキーワード
感情・数字・人の反応

ポジティブ思考になるためにも、毎日「できたこと」を探すことは大切なこと。なぜなら、日々の生活のなかにある自分の「できたこと」を見つけることで、本当の自分の気持ちに辿り着くことができるからです。

これは、自分の良いところを探すのですから、とても楽しい作業になります。慣れてくると簡単なのですが、最初は戸惑う人も多いかもしれません。そこで、次の3つのキーワードで物事を考えるようにしましょう。

1. 感情の変化……スッキリ、ワクワク、ハツラツ
2. 数字の変化……時間、数値、習慣化
3. 人の反応……感謝、表情、行動

このように整理して自分のやってきたことを見つめると、誰でも簡単に探すことができます。

具体的な「変化」に
気づくことが大切

先ほどのキーワードそれぞれについて、具体例を挙げてみましょう。

感情の変化は、日常の中で「気持ち良い!」と思うことを見つけてください。

・スッキリ……机の上を片付けた
・ワクワク……電話の対応が上手にできた
・ハツラツ……駅で階段を使った

数字の変化は、数に着目することで、より簡単に探すことができます。

・時間……納期どおりに商品を出荷した
・数値……商談をいつもより3件多くこなした
・習慣化……新聞を3ヶ月毎朝欠かさず読んだ

人の反応は、よく他人を観察して、相手の反応を感じてください。

・感謝……「ありがとう」を言ってもらえた
・表情……後輩を褒めたら笑顔になった
・行動……スピーチの後、たくさんの拍手をもらった

これらを参考に、自分の仕事とうまく関連づけて探してみてください。そしてそれぞれ書き出してみましょう。とにかく忙しい毎日の中で、どんなに小さくても「できたこと」を見つけることが大切なのです。

深く考える
「内省」も大切

次に「できたこと」に対して深く考える内省をやってみましょう。自分に変化をもたらすような気づきにつなげるためには「なぜうまくできたのか」と、経緯を自己分析し、それをまとめた内省文を書くことが大切なのです。

しかし、下記の3つの要因によって、自己分析をするなかで思考停止に陥る人がいます。

1. 感情が先立つ
事実を冷静に見つめるためには、客観性が重要です。その後に感情に触れてください。

2. 程度が曖昧
「もっと」などの副詞を使った言葉は、どの程度のことを言っているのかわかりにくいですよね。数値でしっかり表すようにしましょう。

3. 報告文になってしまう
他人に報告しているような言葉で書いている人がいます。内省は自分自身の心との会話です。本音で書きましょう。

以上3つの注意点に気をつけながら内省文を書くと、自分の変化に気づくことができます。内省とは単なる日記ではなく、自分を深く観察することなのです。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。