地球の気温が5℃上昇すると、48%が絶滅危機に【IPCC報告書】

2月28日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が最新の報告書を公開した。これは2021年8月の第1作業部会報告書に続く、第2作業部会報告書だ。

報告書によれば、地球の気温が1.5℃上昇すると、陸上では最大14%の種が絶滅の危機にさらされてしまうとのこと。2℃であれば18%5℃であれば48%になるそうだ。

また、気候変動の影響を受けやすい国や地域では、暴風雨や干ばつなどの自然災害による死亡率が、影響を受けづらい国や地域と比較して、過去10年間で15倍になっているとのこと……。

今、直接的な気候変動の影響を受けている人は少ないかもしれないが、IPCC報告書の発表は、あらためて自分の生活を見直すきっかけになるはずだ。

報告書は英語でしか読めないが、詳しく知りたい方はコチラから。

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