Z世代のカルチャートレンドを調査した2023年版の報告書を「Spotify」が発表

オーディオ ストリーミングサービス「Spotify」が、世界におけるZ世代のカルチャーやトレンドを調査した年次報告書「Culture Next」の2023年版を発表した。

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同報告書では、高いエンゲージメントを特徴とするZ世代ユーザーのデータをもとに、リスナー、クリエイター、ブランドが「Spotify」上でどのようにつながり、カルチャーを形成しているのかを探求している。

報告書からのハイライトとして、「カルチャーに対するZ世代の見解」は以下のとおり。

  • Z世代の81%が、多くの人が同時に消費する単一定義のモノカルチャーは、現代には存在しないと考えています。
  • Z世代の62%が、あらゆるトピックにおいて「専門家」からよりも、一般の人の生きた経験から学ぶことに興味があると述べています。
  • 日本のZ世代の49%が「トレンドの拡散により、カルチャーはかつてなく急速に進化している」と考えています。
  • Z世代の85%が「現在のカルチャーのスピードは、創造性の成長を加速させる要因となっている」と考えています。
  • Z世代の42%が、カルチャーの影響力は将来、世界の超大国よりも新興マーケットによって形作られると予想しています。


これらカルチャーと捉え方に対し、調査内でZ世代は音楽やポッドキャストを通して、カルチャーや世のなか、自分自身について深く探求したいと思っているとのこと。また、国内のZ世代の71%が自分とは異なるカルチャーや経験を学ぶ手段として、音楽やポッドキャストを活用したことがあるとまとめている。

調査報告の詳細はこちらから。

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