Z世代にとって「理想の職場」とは?【調査報告】
コロナ禍に大学生活を送り、就職活動に取り組み、社会人となったZ世代のビジネスパーソンたち。彼らにとって“理想の職場”とは──?
企業向け電話代行サービス「fondesk」が当事者510名を対象に調査を実施。
「組織文化・制度」「働き方・働く環境」「IT・AIの導入とデジタル環境」という3つの項目別でまとめられた結果をご紹介!
まずは「組織文化・制度」から。
上位3つに選ばれたのは「上司や先輩と、対面コミュニケーションしやすい(36.7%)」「ワークライフバランスが重視されている(32.7%)」「育休取得の推進、子育て支援策が豊富である(28.2%)」。
コロナ禍やITの発展により非対面コミュニケーションが盛んになったものの、やはり対面でのそれを人間関係の構築において重視していることや、仕事だけでなくプライベートも大切にしたいと考えている様子が伺えた。
続いて「理想の職場の<働き方・働く環境>」。
これは「カジュアルな服装での出勤も認められている(38.8%)」が1位、「時差出勤など、柔軟な通勤時間や方法が認められている(37.5%)」が2位、そして「職場に個別に作業、集中できるスペースやブースがある(30.8%)」「テレワークが認められている(30.8%)」が同率で3位という結果に。
「理想の職場の<IT・AIの導入とデジタル環境」では、「PCやスマホ等の端末が個別に支給されている(37.3%)」「書類のペーパーレス化を目的に、データで情報管理している(32.7%)」「モニターが貸与され、デュアルディスプレイ環境がある(29.4%)」が上位3つにランクイン。
昨今話題のチャットボットやAIの導入については、それほど積極的な回答が見られなかった。
ちなみに……自由回答で「現在の職場でここが嫌だと思ったこと」を聞いたところ、目立っていた意見は以下の通り。
- 昭和体質で指示が雑
- ベテラン社員が多く古い考えがまだある
- 昭和気質で同調圧力があり、パワハラがある
- 無駄なやり取りや会議が多い
- 押印のためだけに対面での説明・提出が必要な書類がある
- テレワークできない
- 仕事の最中に電話に出てやるべき仕事がなかなか終わらない
おおむね世代の違いによる価値観の齟齬や、Z世代の特徴としてよく挙げられるタイパ重視のためか(?)非効率的・非合理的な業務に不満を抱いているようであった。
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