ハイボール感覚の日本酒缶KITENが本格販売を開始、日本酒の日常化を目指す
サブライムコンサルティング株式会社は、スパークリング日本酒缶『KITEN』の本格販売を2025年8月5日より開始すると発表した。
「日本酒をより日常的な飲み物に」をスローガンに掲げ、若者や日本酒初心者にも親しみやすい新たなスタイルを提案する。
日本酒離れの現状に一石を投じる「きっかけ」
国税庁の統計によると、日本酒の国内消費量は年々減少傾向にあるという。
「クセが強い」「度数が高い」といったイメージが根強く、特に若年層の日本酒離れが進んでいるのが現状だ。
『KITEN』は、こうした状況を変えるために開発された。これまでの日本酒イベントでのテスト販売を通じて、「日常的に楽しめる日本酒」としての手応えを感じ、今回の本格販売に至ったとのこと。
一方で、昨年には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本酒の輸出も増加するなど、国内外で関心が高まっている側面もある。
同社は、伝統を守りつつも、より幅広い層が親しめる日本酒が求められると考え、KITENがその「起点」となることを目指している。

甘さ控えめ、ハイボール感覚のさっぱりした味わい
第一弾となるスパークリング日本酒缶は、千葉県の岩瀬酒造の酒を元に製造されている。アルコール度数は8%と、一般的な日本酒よりも低めに設定。
山田錦らしい奥行きのある風味と、酸味を抑えたさっぱりとした飲みやすさが特徴で、甘さも控えめな味わいだという。
肉料理や天ぷら、海鮮料理などとのペアリングが推奨されており、一人での晩酌から友人との飲み会での乾杯まで、幅広いシーンでの利用を想定している。容量は270mlで、参考小売価格は1本750円。
蔵元と愛好家の声から生まれた商品
開発責任者の江口奏氏によると、開発のきっかけは蔵元や日本酒愛好家からの声だったという。
「度数が高くて飲みづらい」というイメージが新規ユーザーの参入障壁になっている一方で、熱心な愛好家からは「日本酒を飲んでいる途中に、ハイボールのようなさっぱりしたお酒を挟みたくなる」という意見があったそうだ。
こうした声を受け、初めての人には日本酒に触れる“きっかけ”として、愛好家には新たな魅力を知る一杯として、この商品が開発された。今後は、全国の様々な酒蔵との共同開発も順次進めていく予定とのこと。

スパークリング日本酒缶『KITEN』概要
◇参考小売価格:750円/1本
◇アルコール度数:8%
◇容量:270ml
◇味わい:
山田錦らしい奥行きのある風味と酸を抑えたさっぱりとした飲みやすい味わいが特徴となります。甘さ控えめで飲みやすくストレートな味わいとなっております。
◇ペアリング:
お肉料理、天ぷら、海鮮料理
◇利用シーン:
一人での晩酌時や友人との飲み会での乾杯のお酒としてお楽しみいただけます。また季節の節目のギフト(贈答品)や大切な方へのプレゼント、ちょっとした手土産としても利用できる商品となっております。
※20歳未満の者への飲酒は法律で禁止されています。また、妊娠中や授乳中の方はご注意ください。






