世界一「尖った」日本酒の飲み方。

シンプル・ミニマムなデザインが席巻する時代に、この圧倒的な個性。口当たり?質感?持ちやすさ?陶芸家・古賀崇洋氏の器は、そんな普通の評価軸では語れません。いや、だけど、酒器にスタッズって“尖りすぎ”ていないですか。

器にスタッズをつけるのは、
理由がある。

「器にスタッズ」なんて、きっと奇をてらって作っているんだろうと、たかをくくっていた私。だけど古賀さんに話を聞いてみると、スタッズという表現方法にいたったのには彼なりの思いがあるというではないですか。

そもそものきっかけは、とある「壺」。

数千年前の壺を見た時、「時間の集積による造形の力」をものすごく感じて。そのことからモノに内在する「時間と力」を可視化するというテーマに行き着きました。「力」を表現するために、作品に球体や棒状、円柱状の土を付けたり、逆に彫ってみたり、様々なことを試しました。そのなかで、反骨的な意味があるスタッズを取り入れるようになったのです。

「尖る」に飽き足らず
「装着する」という新感覚

今度はお面?と思いきや、こちらも、れっきとした器。戦国時代に武将が顔面を守るために被っていた防具「頬鎧(ほおよろい)」がモチーフになっています。器と防具とは、またまた奇抜な取り合わせですが、これにもきちんと理由があります。

もともと戦国時代や甲冑が好きなのですが、なかでも頬鎧は、戦う相手を威嚇するために、ときには過剰にも見える装飾性をもっていて、圧倒的な個性が追求されているところに惹かれます。ある時、頬鎧の形状が器のように見え、「装着する器」があったら面白いなと考えるようになりました

古賀さんの作品で、
日本酒が飲める!

2018年1月13日(土)・14日(日) 、そんな古賀さんの作品で、日本酒を飲めるイベントが開催されます。その名も「呑むアート展」。彼の作品からインスピレーションを受けてセレクトされた、20種類の日本酒や甘酒を飲むことができます。

美術館に並んでいるアート作品って、どうも自分の生活と接点がないように感じていたのですが、実際に作品を使えるとなると途端に身近に思えてきました。気に入った作品は、その場で購入もできるそう。古賀さんの酒器の尖り具合、確かめに行ってみましょう。

呑むアート展 古賀崇洋

◎開催期間
2018年1月13日(土)・14日(日)
11:00〜22:00(入館 21:30まで)

◎会場
六本木ヒルズ Cafe THE SUN

◎場所
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ 森タワー52階

◎料金
ドリンク代:¥1,000/¥1,500
アート購入:¥10,000〜300,000

◎主催
The Breakthrough Company GO PR / Creative Director 三浦崇宏 

Licensed material used with permission by 呑むアート展
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