Z世代・ミレニアル世代は「とにかくもっと寝たい」らしい【調査結果】
このたび、働いている20代~60代の男女800人を対象とした「睡眠に関する意識と実態調査」(2023年3月実施)の調査結果が発表された。
そこで明らかになった、Z世代・ミレニアル世代の興味深い睡眠事情について、一部ご紹介したい。
【平日の睡眠時間に関する理想と現実】
アサヒグループ食品株式会社調べ
全体に「平日の就寝時刻と起床時刻」「平日の理想の就寝時刻と起床時刻」をそれぞれ聞いたところ、平均として、理想の睡眠時間にはあと54分足りていないことが判明。
世代別に見ると、世代が下がるほど理想と現実のギャップは開く傾向があり、Z世代にいたっては1時間8分と大きな差に。
【気になる“2度寝”の実態】
アサヒグループ食品株式会社調べ
また、「起床時に間を置かずにもう一度寝てしまうことがありますか?」との質問に対しては、46.8%が「2度寝以上する」と回答。
世代別に見ると、2度寝以上する人の割合は世代が下がるごとに増え、Z世代・ミレニアル世代に関しては半数を超える結果となった。
このふたつの結果からわかるのは、Z世代・ミレニアル世代の「もっと寝たい」という強い意志ーー。筆者もZ世代としてもれなく睡眠不足に悩まされているが、じっさいに世代ごとにかなりの差がみられることには驚きだ。
この調査では他にも「週5日でリモートワークをする人はしない人と比べて睡眠満足度が高い」、「自身の睡眠に満足している人の割合は5年前と比べ約2倍に増えている」など、現代人の睡眠に関するくわしい実態が明らかに。
個人的に興味深いのは、起床時に目覚まし機能を使う人の中で、目覚ましのアラームを複数回設定している人が約8割もいるということ。何回アラームに起こされようとも睡魔に負けてまぶたが閉じてしまうのは、どうやら自分だけではなかったようだ……。
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