フロリダ州の猛暑で、サンゴ礁が死滅の危機に

アメリカ各地が異常な暑さに見舞われている昨今。猛暑は人々の生活だけではなく、自然にも脅威を与えているようだ。

フロリダ州では、猛暑による海水温の上昇でサンゴ礁の白化が懸念されているらしい。白化現象が起きるとサンゴ礁は光合成ができなくなり、死滅の可能性が高まるという。

海洋科学者のColin Foord氏によると、すでに一部のサンゴ礁で白化現象が始まっているとのこと。このままだと、10月までに大規模なサンゴ礁の死滅が起こる恐れがあるそうだ。

なお、フロリダ州のバリアリーフではサンゴ礁の90%以上がすでに失われているらしい。異常気象がこのまま長期化すると、サンゴ礁は海から消えてしまうかもしれない——。

Top image: © iStock.com/Rainer von Brandis
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。