食糧危機の解決策。4Dプリンターで生産する「フルーツ」

人口が増え続けていく世の中で、どのように人々は食物を生産するべきなのか?

近い将来、世界が直面するであろう課題を想定し、新たな栄養摂取の方法を探ったのが「Neo Fruit」。これは、イスラエルの「ベツァルエル美術デザイン学院」の学生であるMeydan Levyによるプロジェクトだ。

立体物を作ることのできる3Dプリンターに“時間経過に伴う生成物の変化”という機能を追加した4Dプリンターを使用してフルーツを生み出そうというのがプロジェクトの概要。出来上がった物体には、ミネラルとビタミンの入った液体を注入するそうだ。

簡単にいうと、フルーツのような食感を持ったサプリメントを生産するといったところだろう。

まだ構想段階とのことだが、このような食べ物を口に運ぶ未来はそう遠くないのかもしれない。

Top image: © Meydan Levy, Bogdan Sokol & Shay Maman
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。