世界的な「コンドーム不足」の危機!マレーシアのロックダウンで生産数が激減

世界のコンドームの1/5を生産するマレーシアの最大手企業「Karex」が、ロックダウンの影響で1週間以上にわたって操業を停止。その影響ですでに1億個のコンドームの生産が減り、今後の世界的なコンドーム不足が懸念されている。

同社の最高経営責任者Goh Miah Kiat氏が『The Guardian』に語った内容によると、生産再開の許可は得られたものの、工場の立ち上げに時間を要するうえ、労働力の半減により、生産が需要に追いつくのは難しいとのこと。また、供給不足は数ヵ月に及ぶ可能性があることも示唆した。

「生産が止まって世界が困るもの」といえば、トイレットペーパー、洗剤あたりは思い浮かぶものの、コンドームはなかなか出てこない。が、コンドーム不足は深刻な問題であることは想像に難くない。とくに、発展途上国の人道支援団体への供給不足は死活問題である。

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