新型コロナウイルスの影響で、女性は男性の2倍、身体的ストレスを抱えている【調査結果】

「Facebook」の役員にして作家でもあるシェリル・カラ・サンドバーグが設立した非営利団体「LeanIn.Org」が3000人におこなった調査によると、新型コロナウイルス(COVID-19)によって、女性は男性の2倍以上、身体的なストレス症状が出たり燃え尽き症候群に陥っていることがわかった。

というのも、家庭を持ち子育てをしながらフルタイムで働く女性は、同じ条件の男性より週7.4時間多く子どもの面倒を見ており、週5.3時間多く介護に時間を費やし、また週7時間以上多く家事をしているとか。つまり、1週間で女性は男性よりも計20時間以上多く家庭でのタスクに時間を使っているといのだ。

その結果、睡眠障害を抱える人は女性のほうが約20%多く、心拍数が上がるなどの身体症状が出る人は男性の2倍にも及ぶという。

急なライフスタイルの変化で大変なのは誰もが一緒。家庭内で特定の人に負担がかかりすぎていないか、今一度見直しをすることが大事そうだ。

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