女性ランナーの9割が「ランニング時の安全」を懸念している【調査結果】

先日、「TABI LABO」でも紹介したアディダスのブランドキャンペーン『「走りたい」だけ、あればいい。~Running needs nothing, but you~』の一環として、9か国のランナー男女9000人から集めたランニングに関する調査結果が発表された。

今回の調査テーマは「ランニング中の安全」について。

とくに女性のランニング時の安全については、調査対象の92%が「自分の安全について懸念を感じている」と回答おり、51%が身体的な危害を受けることを恐れているという結果に。

さらに、実際に言葉や身体的なハラスメントを受けたことがある女性ランナーは38%。

望まない注視(56%)、性差別発言または望まない性的注視(55%)、クラクションによるはやし立て(53%)、つきまとい(50%)などがその代表例となっている。

日本でも、ゆったりしたウェアを着用したり、自分を守ってくれそうな誰かと一緒にランニングするなどの対策を講じるランナーは、男性43%に対して女性63%と多いようだ。

©アディダス ジャパン株式会社

そこで、アディダスは女性ランナーが直面している現実を、すべての人が認識を深め学ぶきっかけとなるようにと「The Ridiculous Run」というフィルムを作成した。

フィルム内では、前述した対策なんかを講じなければ女性が安全に走れない“おかしな(Ridiculous)”現実が描いて問題提起している。

今後は、そういう問題があることをもっと向き合って、全てのランナーの意識改革を進めていきたい。

Top image: © アディダス ジャパン株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。