サステイナブルな考えはファッションにも!若年層の7割以上が高意識【調査結果】

コロナ禍によるおうち時間の増加によって、これまであまり気にかけてこなかったことへの関心が高まっている。

ファッションに対するサステイナビリティもその一つ。

今年8月末、名古屋市の繊維専門商社「豊島」が全国の15歳から49歳までの1000人に、ファッションへの環境意識調査を実施したところ、とくに若年層の意識の高さがうかがえた。

なかでも目立ったのが「環境や社会に配慮したファッションを取り入れたいと思うか」という問いに対して。

「そう思う」、もしくは「どちらかといえばそう思う」と回答した割合は全体で65.0%と高かったが、世代別に分けるとトップは15歳から19歳が74.4%と、次点の20歳から29歳(同66.4%)を8ポイントも上回る結果に。

また、「購入・使用してみたいサステイナブルな素材」という問いに関する回答でも、15歳から19歳はとくに高意識。

全体の上位3項目である「オーガニックコットン」「着なくなった服をリサイクルして作った繊維」「アニマルフリー素材」のすべてで、世代別トップの割合を残したのだ。

環境意識が高まる昨今、ことファッションという面に関してもっとも意識が高かったのは、じつはティーンエイジャーだったのだ。

Z世代の思考や嗜好を理解するうえで、これはとても興味深いデータといえるのではないだろうか?

Top image: © iStock.com/RyanJLane
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